自由が丘から東急大井町線で3駅目、都内近郊では貴重な渓谷「等々力渓谷」に紅葉を見に訪れてみました。この日は今季一番の冷え込み。タートルニットと薄手のダウン、厚手のコーデュロイパンツで挑みます。
等々力渓谷 紅葉を求めて散策に行ってみた

大井町線・等々力駅、南口を改札左手に出ます。
ちなみにこの大井町線は自由が丘の隣駅・九品仏では先頭車両がホームからはみ出してしまい、ドアが開かないというとてもローカルな雰囲気の可愛らしい路線。

右手の通りに出ると成城石井・等々力店がお店を構えており、その先の小道を右手に曲がるとそこはゴルフ橋の上。脇の石段を下っていけば都会のオアシス・等々力渓谷。

この日の気温は6.8度。渓谷内の気温はどれくらい違うのか…6.2度。1度変わらないくらいなんですね。
多摩川の支流・谷沢川に沿って散策できる小道が広がっています。
現在ゴルフ橋は補強工事中でいつもの赤い橋げたが柵で囲まれています。
石段を下りきって右手に進みます。

んん?青々しい木々の様子。紅葉を期待して訪れましたが渓谷沿いはまだ紅葉していません。少し残念に思いながらもいつもより澄んで見える川の水。
左岸から右岸へ、右岸から左岸へ、時折小さな橋を渡りながらどんな植物が生息しているのか、石にこびりついた青々とした苔を観察したりしながら進みます。
この日は気温のわりに日差しが強く、美しい苔むした石も逆光でうまく撮り切れず、ちょっと残念。
等々力渓谷 ランチするならOTTOで

渓谷沿いに不動堂方面に向かって進んでいくと右手に「OTTO」の看板。先日「アド街ック天国」でも紹介されたイタリアンレストラン。
等々力渓谷に隣接するイタリアンで、味も美味しいと評判。ただこの渓谷から入店するにはかなりの段数の石段をせっせと上がっていかなければなりません。
頑張って登るとこのエントランスが現れます。
この日のランチメニュー。

かなりボリュームがありそうです。人気とあってエントランスの内と外には待っている人がけっこういました。
環八通りから入店することもできます。住居用マンションの一角にあたるようです。
OTTOに後ろ髪をひかれつつ先へ進みます。ランチは空いている平日を狙って出直し!

渓流に小さな橋が現れました。
金運にもご利益があるといわれている等々力渓谷ではこの川の水で金運アップにまつわるお守りを清めるといい、といわれています。この橋でお清めをするのが良さそうですね。
夏場になるとよくお子さんたちが渓流に降りて水遊びをしている風景も見られます。
橋を渡って進むと稚児大師さまのお堂につながる小道。

手水舎(ちょうずや)で手を清めてから、弘法大師さまの子供のころのお姿といわれているお稚児大師さまにお参り。
そして「利剣の橋」を渡ると稲荷堂と「等々力」地名の由来となった不動の滝が見えてきます。
都内屈指のパワースポット 不動の滝

現在では勢いはありませんがその昔、滝が流れ落ちる轟音(ごうおん)がとどろいたといいますからかなりの水量があったのではないでしょうか。
ここが都内屈指のパワースポット。

滝から流れる二筋の水はチョロチョロといった表現がちょうどよく、圧倒される空気はありませんがほっこりと癒される気分には確かになります。
稲荷堂にお参りして急こう配の階段を登り、いよいよ等々力不動尊へ向かいます。やはり渓谷のアップダウンは激しい。
等々力不動尊 駐車場も完備

手水舎で手を洗い階段を登りきると不動尊の祈禱所。こちらでは御朱印のお願いや護摩焚きの申し込み、お守りやおみくじの購入ができます。
等々力不動尊、正式名称「滝轟山明王院 満願寺」の別院境内。境内にはカフェや見晴らし台があり、カフェではコーヒーやソフトクリームが楽しめます。
さつまいもソフトクリーム、美味しそう…。いやいや今日は寒い。

見晴らし台からの渓谷の景色。高い所からみると一部紅葉していますね。

実は等々力渓谷から不動尊に入ると裏手から入ったことになります。目黒通りに面した山門はこちら、等々力不動尊の正門になります。
駅から数分で散策を楽しめる等々力渓谷ですが、等々力不動尊では駐車場も完備されています。収容台数は約30台ほどですが無料で駐車することができます。
営業時間は不動尊の開閉門時間に合わせて8時~16時。週末は混みあいますので公共交通機関がおすすめです。
等々力渓谷の休憩スポット 雪月花

ここでゴルフ橋入口から渓谷へ降りておよそ半周。少し歩き疲れて手もかじかんできたところで休憩を取ることにしました。
本堂脇からふたたび渓谷へと下り、左手にある休憩所「雪月花」へ。
わらび餅など和スイーツとともに、コーヒーなども提供されています。エネルギーチャージするため300円の甘酒をいただきました。
あったまります。
しばしまったりとした時間を過ごした後は日本庭園と書院に向かうことにしました。
等々力渓谷 日本庭園と書院を歩く
雪月花を出て渓谷沿いに戻り、昭和40年代に作庭された日本庭園へ。
鮮やかなピンクの椿が咲いていて、花びらが散った周辺はなんだか可憐な雰囲気が漂っていました。
階段を登ると書院造の家屋が。小さいものですが景色がいい。

書院の隣にはちょっとした広場が広がっています。ここには桜の時期には見事なシダレザクラが咲き、お花見の人出でにぎわいます。
ベンチもいくつかあるのでお弁当持参でここで休憩するのもおすすめです。
気軽に電車で訪れることができる等々力渓谷。散策すれば自然界からのパワーをチャージしてリフレッシュできますし、もしかしたらいいことあるかも?な開運スポットでもあります。
まだ紅葉の見ごろには一足早かったようですが、ぜひ足を運んでみたい観光スポットです。
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コメント
Very good post. I will be going through many of these issues as well..