炎天下の出世の石段とお蕎麦の老舗 大坂屋砂場

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パワースポット

こんにちは。

アクセスしてくださってありがとうございます。ふと耳にした『出世の石段』なるものに興味を惹かれて東京港区・愛宕神社をお参りしてきました~。

コゲつくかと思うくらい熱かった真夏のアスファルト。
参拝するなら気候を選ぶことをおすすめします。

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港区 愛宕神社の出世の石段とは

東京都港区愛宕1丁目に鎮座する愛宕神社

京都の愛宕神社を総本山とする、標高26メートル、都会のど真ん中にある
「愛宕山」の山頂にある神社です。


御祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)。

由来は1603年、江戸幕府・徳川家康公の命で創建されました。

御祭神の火産霊命は火の神様。ということで、防火をお祈りする神様として祀られたようです。

愛宕神社といえば、思わず踵を返してしまいそうなこの長い階段が有名です。

この階段が「出世の石段」または「出世の階段」、として、お商売をされている方、出世を望むサラリーマン達に信仰されている、という話を聞き、参拝してみることにしました。

なんでもこの階段を止まらずに一気に駆け上がると出世する、ということで駆け上がって…
いません。

この日の気温は30℃近くまで上がり、神社の周辺はオフィスビルが立ち並ぶ
コンクリートジャングル。


神社にたどり着く間にアスファルトの熱にあぶられてすっかり汗だくになってしまい、
ゆっくりとゆっくりと、登らせていただきました。

石段を上がって振り返るとこんな眺め。


高所恐怖症の方なら画像を見るだけでクラクラするのではないでしょうか。
一段の高さが約20㎝、段数は86段、傾斜角度はおよそ40度といわれています。

ちなみにこの階段、「男坂」とも呼ばれていて、少しなだらか?な女坂もあるんですよね。

これが「女坂」。本当になだらか?

ちなみに行きは男坂、帰りは女坂を下ると縁起がいい、
と言われているようです。

石段を上りきると鮮やかな丹塗りの門

社殿に手を合わせて境内を散策。
境内には鯉が泳ぐ池があり、木々が生い茂って陽ざしを優しくカバーしてくれるので、
ここはかなり涼しく感じます。

木々の隙間から空を見上げると…

合間から顔をのぞかせる高層ビル。

緑と高層ビルのハーモニー。近未来的でなかなかいい感じの眺めです。

もし、出世の石段を駆け上がって疲れ切ってしまったら、
軽食がとれるお休憩処「あたご茶屋」がありますよ。甘味もあるみたい。

私はせっかくだから虎ノ門ヒルズで何か美味しいものを探そう。

港区 愛宕神社に参拝したなら名店 砂場のお蕎麦を食べなきゃ

オープン後、特に何の用事もなかった…ということでこの日初めて訪れた虎ノ門ヒルズ

ここで何か美味しいランチを…と館内をうろうろしてみたものの、
虎ノ門ヒルズならでは、という食事処が無く、外へ出てグーグル検索しようとすると、
なんだか良きものが放つオーラのようなものを感じます…。

吸い寄せられるように近づいてみると、お蕎麦屋さん。

お蕎麦大好き人間ですから、素通りはできません。
調べてみると、「虎ノ門 大坂屋 砂場」という、400年の由緒を持つお蕎麦の名店であることが判明。

そういえば聞いたことあるっ

かなり並んでいる…でもこの日はお休み、
どんだけ並んだって絶対食べる、と決め込みます。

それでも15分ほど並んだ程度で入店することができました。

しかも一番奥の裏庭がのぞける席に。愛宕の神様のご利益♬

頼んだのは釜揚げしらすのかき揚げがついたお蕎麦。

この大坂屋砂場グループはいくつかお店を構えていて、更科系、藪そば系など3系列に分かれるそうですが、こちらは更科のお蕎麦でした。

お蕎麦はもちろん、美味しい。
普段は田舎蕎麦を好んで食べますが、たまには白肌の洗練されたお蕎麦もいいものです。

でもうだるような暑さだったこの日のチョイスにかき揚げはちょっとヘビーでした。

こんなにいいお店にめぐり合えるなんて、予想外だったしなんてラッキー。
これも愛宕の神様のお導き。

「口福は時間が許す限り粘るべし」なんて。

お会計は現金のみなので、並ぶ前にお財布を確認してくださいね。

アンダーズ東京のカフェで食後のお茶

どうにか虎ノ門ヒルズを楽しめないかと食後のお茶タイムは
アンダーズ東京のカフェBeBu(ビブ)で楽しむことに。

自家製レモネードをいただきました。

ふと気づいたんですけど、ここ虎ノ門はオフィス街、週末は人もまばらになって
逆に静かに過ごせるのかも??

これがグッドアイデアかどうか、いつか試してみようと思います。


実は愛宕神社を訪れたのはちょうど一年ほど前の事。

その後出世をしたかと聞かれれば、していないのですが、
一気に駆け上がれていませんから、これで決してご利益の有無は語れないわけです。

涼しい気候のころ合いを見計らってまたお参りしてみよう。

皆さんもご利益を狙って出世の石段を登るなら、季節を考えた方がいいかもしれませんよ。

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