自由が丘に住むようになって約8年。
だいたいこの街を把握してきたかなぁ~と思っていたら、つい最近、偶然にも小さな道の駅を見つけました。
園芸店や、世界一と認められたヴィーガンのお店、本格台湾茶房が軒を連ねる「A&Dハウス」。
まだまだ訪れる人の少ない、穴場を見つけた気分で嬉しい発見!
ご紹介しますね♪
A&Dハウス 道の駅@自由が丘
最近、とろけるフォカッチャにはまっている「セテニュボンニデー」に向かったある日のこと。
セテニュボンニデーは10:30オープンなのに、10分前についてしまった。
どうしよう、周囲を散歩して時間をつぶそうか…と、とぼとぼ歩いてふと右に曲がってみた。
すると遠目にも緑とお花にあふれることがわかる、癒しの空間を見つけた。
5月の新芽がアーチからこぼれ出るような入口。
「WELCOME」とあるから、個人宅ではない。入っていいのかな??
でも、アーチの向こうで数人の人があーでもない、こーでもない、と会話を交わしている様子。
このアーチをくぐる勇気が出なく、ふと前方に目を向けると、こんな看板があった。
ここはいくつかのお店が入った商業ビルなんだ、とやっと気づきました。
住宅街のど真ん中なので、それぐらいなんだか密やかで、「隠れ家」っていう言葉がぴったりの雰囲気が漂う。
だって、もうこの辺りに数年住んでいて、すぐ近くの大きな通りへは、数日おきに往来しているんだから、驚いた。
しかも、
「道の駅」だって。
自由が丘に道の駅があるなんて、はじめて聞いた。
あとから調べて分かったことは、ここは「A&D ハウス」という、個人の方がはじめた”道の駅風”のお店の連なりだったんだ。
先ほどの看板からすれば、園芸店にアンティーク風の服屋さん、本格的な台湾茶がいただける茶房、そして世界一のヴィーガン料理として認定され、先ごろテレビでも紹介された「菜道(サイドウ)」という知る人ぞ知る名店が入る一角でした。
猫の額ほどのせま~いベランダ園芸を楽しみ、訪れたことのない台湾にいつか行きたいと願うわたしは、ワクワク!
「ここはグーグル検索しても出てこないぞ」。
自分だけが知ってる…(そんなわけない)という新たな発見に、ココロが躍りました。
【園芸店】フラワープランツカフェ
いったい、ここに入っているのはどんなお店なの?
ということでご紹介していきます。
まずは園芸店、「フラワープランツカフェ」。
グーグルマップで「菜道」を検索すると、隣に表示される園芸店。
敷地の周辺そこらじゅう、グリーンやお花であふれかえっているんだけど、おそらく入口はここ。
切り花メインのお花屋さんは比較的多い自由が丘だけど、こういった園芸店は数少ない。
これは貴重だ。
そして、そこかしこに掲げられる「近くで作業しています。お会計やお問い合わせの方は、お手数ですがTELお願いします」という看板。
ゆるーい感じがして、好き。
ちなみにおしゃれ系観葉植物などは見当たらず、お花の苗がのびのびと自然に育ったと思われるものが多数。
インテリアとしてぽんっと置くものを探す、というよりは、自分で寄せ植えの鉢をつくったりする玄人好みの園芸店だと思います。
自由が丘へ越してきたばかりのころ、こういう園芸店を探しに探して、行き当たったのは「ブリキのジョーロ」くらいだったので、なぜ今まで出会えなかったのだろう…と。
【カフェ】台湾席茶 蓮月庭(れんげつてい)
緑がうっそうとしたアーチの下をくぐるとビーガンで有名な「菜道」があり、その先に連なるのが「蓮月庭」。
どこかアジアの旅先で、ふらっと曲がった小さな路地でいいお店を見つけた!
みたいなワクワク感を禁じ得ず、にわかにノスタルジックモード全開。
実は台湾には行ったことないんだけど、20代のころ経験した、ヴェトナム旅行を思い出したんだよね。あのエキゾチックな驚きに満ちた、感性がまだ鋭敏だったころの感動がよみがえって、キュン♪
でもお店は閉まっていて、店内に立ち入ることはこの日はかなわず。
インスタをのぞいてみると…
台湾ご出身の店主さんが主宰されているティーサロンのようです。
無農薬の台湾茶葉を、高級な茶器で楽しめるようです。
この蓮月庭の豆花(豆乳花、とは書かないもよう)が本格的なレシピで美味しい!
という口コミも、グーグルマップで確認できました。
食事メニューの「牛肉麺」は、冬季限定のよう。
こちらのお店、ビーガン料理を提供しているようです。
ぷるぷるっの水餃子!おいしそ~.。o○
こちらもビーガンという、チーズケーキ♡
どれも美味しそう!
ひとりで食事することは、まったく厭わないokamiですが、このお店ではたくさんのお料理を楽しみたい!
家族や友人と連れ立って、全部オーダーする勢いで、いつか食事に来てみたい。
【ビーガン料理店】菜道(サイドウ)
こちらはアーチをくぐってすぐ、蓮月庭の手前にある、ビーガン料理店「菜道」。
ここは最近、テレビで紹介されていて知りました。
なんでも、世界一のビーガン料理店として、注目されているレストランだそうです。
わたしはビーガンじゃないけど、この菜道の空気感と、フォトジェニックなお料理のプレゼンテーションは、素敵だなぁ、と思う。
うなぎじゃない、ってわかっていても、美味しそう…。
食事って、目で見て楽しむ、ってこともとても大切だと、あらためて気づかされる。
なんのお料理かわからないけど、美味しそうだよ…。
お店のコンセプトは、「あなたが菜道で出会う、美食同源をコンセプトにした”ジャンク”なヴィーガン和食の世界をご堪能ください」ー。
2018年にオープン、肉・魚介などの動物由来食材や、化学調味料、精製糖、にんにく・にら・らっきょう・あさつき・ねぎ・たまねぎを一切使わない、というレストラン・菜道でした。
他にも、気になる様子のお店があったA&D ハウス。
探検気分でまた、ゆっくりと、訪れてみたいと思います。
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