こんにちは。
四季折々の花鳥風月が大好物のokamiです。
この季節はやっぱり赤~黄色のグラデーションに心ときめく紅葉が見たいですよね!
ということで、美しい紅葉を訪ねて京都・仁和寺に行ってきました。
京都は盆地なので紅葉がより色づきやすいそうです。
ここでは仁和寺の夜間拝観の景色、見どころ、アクセス方法をご紹介しています。
世界遺産 仁和寺の紅葉ライトアップ
平成16年(2004年)に世界遺産登録された仁和寺。
世界遺産x紅葉ライトアップなんて貴重な光景ですよね!
いったいどんな美しい景色かというと…
仁和寺の紅葉ライトアップ 見どころはこれ!
仁和寺 中門
夜空に映える幻想的な紅葉。
仁王門を背にして参道から中門(重要文化財)を望んだ景色です。通称「もみじのトンネル」。ここをのんびり歩くのが気持ちいい!
もみじはまだ青い部分が残っていて、緑と赤のコントラストも綺麗でした。
仁和寺の紅葉ライトアップは、仁和寺の風景を未来に残すプロジェクト「仁和寺もみじライトアップ」として開催され、仁王門から中門を経由し、金堂につながる参道で行われます。
紅葉ライトアップでは、文化財保護・観光公害を生み出さないようライトの明るさや位置が配慮され、環境設計に注意が払われたうえで行われているそうです。
仁和寺 五重塔
五重塔は参道からだと並木の隙間から撮影するしかなく、どうしても何かしら入り込んでしまいます。でも良い眺めですよね♫
五重塔は仁和寺の南庭からの眺めが美しいそうですが、夜間拝観時は規制線が張られていて、立ち入ることができません。
仁和寺 金堂
こうしてみると、ちょっとわかりづらいですが、金堂(国宝)の金色の金具がイルミネーションのようにピカピカ光って夜の遊園地のカルーセルみたいに見えるんです!
白壁が闇夜に映えてどこかの宮殿のよう…後から調べたら、金堂はかつて紫宸殿・天皇の御座所だったそうで、なるほど…宮殿をイメージしたのも当然だったわけですね。
金堂は江戸時代にこちらに移築されたものだそうです。
仁和寺 経蔵
経蔵も色とりどりのもみじに囲まれて、おとぎの国のような雰囲気です。
仁和寺のイチオシは仁王門の金剛力士像!
紅葉を見に行ったのに、はっと息をのんで見入ってしまったのは、仁王門(重要文化財)の左右にたつ金剛力士像。
大迫力で、めちゃくちゃカッコイイ!!
作者は運慶と快慶という説もあるし、やはり不明だとも言われています。
仁王門は徳川家光の寄進によって建てられたそうで、なんでも知恩院の三門、南禅寺の山門とともに、京都三大門といわれているそうですが、金剛力士像に見とれすぎてうっかり写真を忘れました。
それほどの迫力と圧倒的な美しさですっかり、金剛力士像に魅了されてしまいました。
京都の紅葉はなぜ美しい?
ところで京都の紅葉はなぜこんなに美しいのでしょう?
紅葉は最低気温が8℃を下回ると色づきが始まり、5℃になると色づきが美しくなるそうです。美しい色づきの条件は、①寒暖差②十分な日照③水分環境、だそうで、京都にはこの3つの条件が揃っているのだそう。
京都は三方を山に囲まれた盆地で寒暖差があり、高い建物がないため日照が十分、街中に鴨川や桂川などの川が流れているため美しい紅葉になる条件に恵まれているんですね。
仁和寺の由来
仁和寺は京都市・右京区、御室大内にある真言宗御室派の総本山。
光孝天皇の勅願によって886年に起工しましたが、光孝天皇は完成を見ずに崩御、宇多天皇が遺志を継いで仁和4年(888年)に創建されました。
別名「御室御所」と呼ばれ、皇室とゆかりの深い格式あるお寺です。
境内にある五重塔や仁王門は江戸時代に作られたものだそうです。
春には桜の名所として知られ、京都一の遅咲き「御室桜」と名付けられ親しまれています。
仁和寺へのアクセス
バスで行く
仁和寺の最寄りバス停は「御室仁和寺」。
京都駅から市営バス・26号、山越中町行にのり、所用時間およそ45分です。
電車で行く
電車の場合は京都駅からJR嵯峨野線・園部行きに乗車、太秦で京福電鉄・北野線、北野白梅町行に乗り換え御室仁和寺で下車、所用時間およそ30分です。
駐車場あり
仁和寺は敷地面積が広いだけあり、駐車場も完備されています。
普通車:120台、駐車料500円
バス:12台、駐車料1,000円
仁和寺 夜間特別拝観 期間
2021年、紅葉の時期の仁和寺ライトアップは10月29日(金)~12月5日(日)の金・土・日・祝日に行われます。
時間は18時~21時まで、受付は20時で終了するのでご注意です。
*11月19日・20日は貸し切り行事のためお休み
観賞料は1,000円、高校性以下は無料です。
詳しくは仁和寺の公式サイトをご確認くださいね。
いかがでしたか?世界遺産の紅葉ライトアップは⁈
訪れたのは土曜日の夜。
ごった返す人の群れを想像していましたが、思っていたより人出が少なく、じっくり、ゆっくり、世界遺産xもみじの光景を楽しむことができましたよ!
幻想的な夜の紅葉、ぜひ皆さんも楽しんでくださいね!
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