箱根神社~九頭龍神社 両社参りで開運旅行

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旅行記

開運女子旅.com番外編、箱根随一のパワースポットの呼び名も高い、箱根神社・九頭龍神社本宮の旅を楽しんできました。

今回の旅は女子旅チームの先発隊と強羅駅で合流、現地でレンタカーを借りて各地をまわります。

管理人は横浜から東海道本線に乗り、小田原で箱根登山鉄道に乗り換え。湯本まで向かい、箱根登山鉄道の振替バスにて強羅駅に向かいました。

あの台風19号で複数個所の倒木や土砂の流入の被害を受け、箱根登山鉄道の全線開通見込みは2020年の秋、とされています。

湯本~強羅駅間の振替バス所要時間は、朝・晩の道路混雑時間帯には40分を見込んで乗車したほうがいいでしょう。

では今回も箱根神社と九頭龍神社の成り立ちから学ぶ『自習スタイル』で執筆します。

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箱根神社・九頭龍神社とは

芦ノ湖に建つ九頭龍神社の鳥居

箱根神社とは 祭神と歴史

箱根神社の祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)。

箱根神社は箱根山に対する山岳信仰が起源とされていて箱根山の山頂である神山(かみやま)を遥拝(ようはい)できる駒ヶ岳の山頂を磐鏡として祭祀が行われていた。

特に孝昭天皇の時代に聖占(しょうせん)が駒ヶ岳において神仙宮を開き開山したことが最初といわれ、神山を神体山として祀ったことが山岳信仰の隆盛に大きな影響を与えたとされている。

箱根神社の社宝「箱根権現絵巻」によれば、天竺欺羅奈国(てんじくしらなこく)のさだいえ中将、その娘の霊鷲御前、その婿の波羅奈国の二郎王子が日本に来て箱根三所・伊豆二所両権現になったという伝承が掲載されている。(箱根山・伊豆山神社で二所、三島大社を加えて三所)

この箱根権現が玄利老人によって東福寺となり、東福寺が滅亡しかけたのを万巻上人(まんがんしょうにん)が757年・天平宝字元年、現在の位置に里宮を再興して僧・俗・女の三体の神を箱根三所権現として祀ったと伝えられている。この東福寺が別当(神社を管理するために置かれた寺)の金剛王院となって箱根権現をリードしていく。

伝承によればこの万巻上人が土地の人々を苦しめていた芦ノ湖の九頭龍を調伏し、現在の九頭龍神社本宮を建立、九頭龍を守護神として祀ったといわれている。

箱根神社の奥地に静かに眠る万巻上人の墓所

鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」によれば、石橋山の戦いに敗れた源頼朝を箱根権現が助けたとの記事があり、それ以来関東の武家からの崇敬を受けるようになった。

1590年・天正18年、豊臣秀吉の小田原征伐の際に焼失したが、徳川家康が社領200石と社地不入の朱印状を寄せ、社殿を再建している。

別当寺の金剛王院東福寺として長らく箱根権現をリードしたが明治時代の神仏分離によって別当は還俗して神職となり、箱根神社に改称した。

1964年には堤康次郎氏によって駒ヶ岳山頂に元宮(もとつみや)が再建され、「奥宮」として現在でも10月24日に御神火祭が行われている。

1999年・平成11年には箱根神社の境内に九頭龍神社の新宮が建立された。これに対して元からある九頭龍神社が本宮と呼ばれる。

また厳密には「箱根山」という山は存在しない。箱根町にある山の総称として箱根山と呼んでいる。箱根の最高峰は神体山として祀られている神山(かみやま)、標高1,438m。

九頭龍神社とは 祭神と歴史

箱根神社・九頭龍神社の歴史が納められている宝物殿

芦ノ湖がまだ万字ヶ池と呼ばれていた奈良時代以前、箱根の村には毎年若い娘を選んで芦ノ湖に棲む毒龍に人身御供として差し出す習慣があった。

箱根山で修業中だった万巻上人はこのことを知り、法力で毒龍を改心させ村人を救おうと決意。万巻上人は湖上で経文を唱え毒龍に対して人身御供をやめるように仏法を説き、ついに毒龍は宝珠・錫杖(しゃくじょう)・水瓶を携えた姿で湖から出現すると過去の行いを詫びた。

万巻上人はそれでも毒龍を湖底の「逆さ杉」に縛り付け仏法を唱え続けたという。すると龍はもう悪事を働かずに地域一帯の守り神になることを誓う。

万巻上人は龍の誓いが固いことを知り、九頭龍大明神としてこの地に奉ることにした。

その満願の日が旧暦の6月14日。そのため九頭龍神社の例大祭は毎年6月13日、毎月の13日が月次祭(つきなみさい)となっている。

毎年7月31日には湖水祭も行われ、今でも人身御供の代わりに赤飯が炊かれ、お櫃に入れて逆さ杉のところで湖底に沈めてお供えをしている。このお櫃が沈まずに浮かび上がってくると、龍が人身御供を受け入れなかったとされ、災いが起こるとされている。

箱根神社

箱根神社 第四の鳥居

さてさて、ここからいよいよ開運女子旅.comの旅日記。

箱根神社にはたくさんの鳥居があり、神社通り沿いの第一の鳥居からご本殿までは750mも離れています。

今回の女子旅は箱根湯本でレンタカーを借りての車の旅。神社通りから箱根神社の駐車場(無料)まで一気に山道を登り、第四の鳥居からお参りスタートです。

第四の鳥居の右手に手水舎が。こちらで手と口を清めます。

箱根神社 矢立の杉

一説によれば箱根最大のパワースポットともいわれる「矢立の杉」が第四の鳥居付近、手水舎の手前に立っています。その昔、征夷大将軍の坂上田村麻呂が東北平定を祈願した樹齢およそ1200年の大木。

「箱根を背にするものは天下を制す」といういわれの所以になっているとされ、政財界人から篤い信仰の対象となっています。

元宮と本殿、芦ノ湖湖面をつなぐ龍道沿いに立っているのも「最大のパワースポット」と呼ばれるポイントです。

箱根神社 曽我神社

鳥居をくぐり、苔むした石段を上がっていくと、左手に曽我神社が鎮座しています。

こちらの御祭神は曽我十郎祐成(そがじゅうろうすけなり)、曽我五郎時致(そがごろうときむね)。由緒書きによれば源頼朝に由来する兄弟の仇討話として歌舞伎や人形芝居の演目になったこともある日本三大仇討として有名なお話だそう。

箱根神社 本殿

参道の石段を上り続け、第五の鳥居をくぐると茅の輪がつくられていました。茅の輪とはチガヤという草で編んだ輪のことで、夏越の祓(なごしのはらえ)と年越の大祓(おおはらえ)とがあり、茅の輪をくぐることで半年の間にたまった穢れを祓う、という意味があります。

茅の輪くぐりには「正しいくぐりかた」があり、唱え詞を奏上しながらくぐります。

📝正しい茅の輪のくぐり方

茅の輪のくぐり方は各神社によって異なることがあります。箱根神社の茅の輪の正しいくぐり方はこちら。
「水無月の夏越しの祓いをする人は千歳の命延ぶというなり。」(箱根神社公式サイトより)
今年の「大祓い」は12月31日午後2時から。

茅の輪をくぐってご本殿に。残念ながら改修工事中でブルーシートに覆われていましたが、実際はこちらの画像のような造りのご本殿です。

ご本殿とお札所の間を抜けて奥に進むと「清めの湯」なるものが。箱根大神の鎮座する箱根山から湧き出ずる霊泉です。手に受けて心身を暖め、清める。すると「清々しい心で元気と天下の険を征する力、即ち何事にも立ち向かう強い心身が授かれる」というもの。

硫黄臭の温泉の湯が流れていて、手先がポカポカと癒されます。今回の女子旅仲間たちが凍えた手を暖めていました。

箱根神社 九頭龍神社・新宮

1999年・平成11年に箱根神社境内に建立された九頭龍神社の新宮。

箱根神社 九頭龍神甘露の霊水

箱根神社・境内の一角に、9体の龍が首をそろえた龍神水があります。このお水は箱根大神(はこねおおかみ)が鎮座する箱根山を源とし、九頭龍神がお守りする芦ノ湖を湧き満たす「龍神甘露の水」。てのひらに受けて口を漱げば一切の不浄を洗い清め、家の神棚に供えて用いれば「家内清浄縁起の養生」となるそうです。

飲用も可能で、容器を持ち寄りお水取りをされる方も。管理人は水筒を持参しましたが、境内で100円のペットボトルを購入することもできます。

また龍神水に向かって左手には「成就水盤」が設けられていて、誓願符に起請文を記して水盤に張られた龍神水に溶かして流すと誓願が成就する、といわれています。誓願符用の水溶紙はお札所にて授与されます。(500円)

箱根神社 恵比寿社・弁財天社

ちょうど駐車場と休憩所の裏手にあたる部分に箱根七福神の恵比寿社と弁財天社が鎮座。箱根町の蓑笠明神、堂ヶ島それぞれに祭祀されていたものが箱根神社境内に勧請されたもの。

弁財天社近くには芦ノ湖の湖底木のひとつ「けけら木」がお祀りされています。巨大地震で湖底に地滑りした木々の化石で、源実朝公が箱根神社を参詣したときの和歌にも登場します。

箱根神社 平和の鳥居

芦ノ湖・湖畔に建つ平和の鳥居は1952年・昭和27年、上皇様の立太子礼とアメリカをはじめとする連合国との講和条約締結を記念して建てられたものです。

実はこの平和の鳥居の湖面から本殿、そして駒ヶ岳の山上にある元宮(もとつみや)までが一直線に結ばれた龍道の上に作られており、強いエネルギーが通り浄化力が高いパワースポットといわれています。

また平和の鳥居から本殿方面に登る石段は89段、ここを登れば厄(や、く)落としになるそうです。

箱根神社 ご利益

箱根神社は平安時代にさかのぼれば征夷大将軍として征夷討伐で活躍した坂上田村麻呂や源頼朝、源義経、江戸時代には徳川家康など名だたる武将が必勝祈願・心願成就を祈願し成功を収めたことから勝負運・心願成就のご利益があるとされています。

さらには京都と関東地方を結ぶ東海道沿いにあったことから京と関東を往来する多くの人々が箱根神社に立ち寄り旅の無事を祈ったことから交通安全のご利益があるとされています。

安産杉

また源頼朝が箱根神社で安産の祈願をしたところ3代将軍源実朝が無地誕生したとされ、安産祈願を箱根神社で行う風習が広まったとされます。

箱根神社の境内・九頭龍神社新宮の隣には「安産杉」があります。この杉の由来は光臨された瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と出会い、皇子・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が誕生したという神話に由来しています。

箱根神社 お守り

箱根神社 勝守(かちまもり)

桓武天皇から征夷大将軍に任ぜられた坂上田村麻呂が東北鎮撫(とうほくちんぶ)に向かう際、箱根権現に参詣し「表矢」を献じて武運長久を祈願したことから後世の武将たちもそれにならって表矢を神前に献上して戦勝を祈願したという。そのいわれのある境内にある「矢立の杉」をデザインした「勝守」。「何事にも勝つ」勝運守護のお守り。

箱根神社 安産お守り

箱根神社で安産のお守りを授与されたなら「安産杉」にもお参りするとよい、とされています。

箱根神社 縁結びお守り

良縁祈願・良縁成就のペア守り。二人で授与された場合は女性用の赤色を男性が持ち、男性用の白色は女性が持つ。相手がいない場合・片思いの場合は紅白2体を持ち、結ばれたら片方を相手に渡す。この場合も男性が赤、女性が白。

九頭龍神社 本宮

九頭龍神社・本宮 箱根九頭龍の森 セラピーロード

つづいて九頭龍神社・本宮へのお参りです。一行はザ・プリンス箱根の駐車場(1,000円)にレンタカーを止め、ホテルの敷地内を歩きながら本宮へ向かいます。

ここはセグウェイの実験走行をしているという「箱根九頭龍の森 セラピーロード」。車の往来がないので空気が澄んでいます。晴れていれば富士山が臨めるであろう芦ノ湖を眺めながらのんびりと歩を進めます。

駐車場から徒歩15分~20分ほどで九頭龍神社・本宮入口に到着。箱根九頭龍の森は入園料がかかります。事前に調べた入園料は500円でしたが600円に値上がりしていました。自動券売機で購入します。

ちなみに九頭龍神社・本宮の月次祭開催時間中は入園料が無料になります。

九頭龍神社・本宮 白龍神社

九頭龍の森に入るとすぐ左手に白龍神社が鎮座されています。白龍神社は「白和龍王(しろわりゅうおう)」の名を略したもので、江戸時代末まで箱根権現にて左鵲王(さじゃくおう)右鵲王(うじゃくおう)と呼ばれる神々とともにお祀りされていた龍神とされています。

白龍神社の先には、月並祭の際に乗船する船着き場が。

九頭龍神社・本宮 本殿

こちらがその昔、万巻上人によって調伏され龍神に帰依した九頭龍大神をお祀りした九頭龍神社・本宮。小さな御社ですが、月次祭の際には数百人から千人ほどの人出があるといわれる人気の参詣地の中心。

御社を背にして右手に芦ノ湖上に建つ鳥居。

右手には奈良朝の時代に箱根霊場のひとつである堂ヶ島に降臨された天女をお祀りした弁財天社。明治の神仏分離と豆相地震の影響でこちらへ遷されてきたそうです。

九頭龍神社 ご利益

九頭龍神社のご利益は開運隆盛・金運守護・商売繁盛・縁結び、といわれています。

龍神をお祀りする神社が開運隆盛・金運・商売繁盛の信仰の対象として古くから名だたる武将やビジネスマン達にあがめられてきたのは、龍が天に昇るイメージから成功と発展の象徴とされた、といわれているからです。

「縁結び」のご利益がなぜ九頭龍神社にあるのかご由緒は不明ですが、数々のサイトで縁結びのご利益があるとして紹介されていることから、参詣した皆さんの実体験に基づく口コミが広まったものと推測されます。

特に九頭龍神社と箱根神社を「両社参り」すると縁結びのパワーがより強力になる、と言われているようです。

九頭龍神社 お守り

九頭龍御守

心願成就と開運・金運守護のお守り。

九頭龍神社 縁結びのお守り

裏面に願い事を書ける小さな絵馬タイプの縁結びのお守り。良縁祈願・良縁成就はもちろん、「恋も仕事も人生も、すべての縁(えにし)の縁結び守り」(箱根・九頭龍神社公式サイトより)とされています。

九頭龍神社・本宮 月次祭(つきなみさい)

毎月13日に本宮で催される九頭龍神社の月次祭は商売繁盛・金運守護・縁結びのご利益を求める参詣者で大賑わいします。

毎月13日午前9時に伊豆箱根遊覧船・元箱根営業所へ集合。参拝船は9時半に出向します。受付は当日朝7時半からスタート。

九頭龍神社・本宮 アクセス

九頭龍神社の本宮へのアクセスは月次祭の参拝船ほか、「箱根九頭龍の森」を通ってお参りする徒歩になります。

九頭龍神社本宮月次祭・詳細

参拝船:乗船料1,500円
祈祷料:2,000円以上

【公式サイト】http://hakonejinja.or.jp/

参拝船は月次祭の日しか運航されないので通常のお参りは有料のモーターボート、もしくは徒歩になります。

遊覧船は九頭龍神社・本宮には停泊しないので要注意。

箱根神社・九頭龍神社 御朱印

出典:omairi.club

箱根神社では①箱根神社の御朱印(箱根神社では「御神印」という)、②箱根神社境内にある恵比寿社の御朱印、③九頭龍神社の御朱印がいただけます。

九頭龍神社・本宮にはご神職がいらっしゃいませんので授与品などは基本的に箱根神社で授かります。種類は限られますが、お清めの塩、お守り類は「九頭龍の森」入口でも購入することができます。

箱根神社 箱根七福神 神印色紙

箱根神社では箱根七福神のうち恵比寿社が境内にあることから、箱根七福神の神印色紙を購入(500円、御神印料含む)、神印を授かることができます。

箱根神社・九頭龍神社本宮 お参りの順番

箱根神社と九頭龍神社・本宮を両社参りする場合は、まず箱根神社をお参りし、箱根神社の末社である九頭龍神社・本宮をお参りするとよいでしょう。

さらにいえば箱根神社の元宮(もとつみや)をお参りすれば芦ノ湖と駒ヶ岳で三角形に結ばれた箱根三大パワースポット巡りとなります。

その場合、起点を箱根園にすればモーターボートや駒ヶ岳ロープウェー料金、箱根九頭龍の森入園料などがセットになったプランが用意されていて便利です。

🚢モーターボート料金
箱根園⇔箱根九頭龍の森
料金:1名/2,000円(往復) *箱根九頭龍の森入園料含む

パワースポット巡りセット料金
二社巡り:九頭龍神社~箱根元宮
料金:1名/2,500円

三社巡り:九頭龍神社~箱根元宮~箱根神社
料金:1名/3,800円 *いずれも箱根九頭龍の森入園料を含む

主催:箱根園

〒250-0522
足柄下郡箱根町元箱根139
TEL:0460-83-1151
【公式サイト】 https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/

箱根のお土産

📝箱根神社 仕事守

表にはご本殿、裏には第四鳥居から第五鳥居に上がる参道の石段がデザインされています。ネイビーとイエローの配色がカッコイイ。

🍵孫三総本家 温泉餅

大正時代から続く孫三が作る箱根の代表銘菓。孫三の初代が山道を歩いている時に濁り湯から湯けむりが立つ風情をお菓子にできないものかと思案し生まれたお餅のような羊かん菓子。ふんわりとした食感とゆずの爽やかな風味。管理人は箱根神社のお休み処で購入。

〒250-0402 神奈川県足柄下郡箱根町木賀934
TEL:0460-82-0465
【公式サイト】https://magosan.jp/

🍵丸嶋の箱根温泉饅頭

創業110年以上を誇る箱根温泉饅頭の元祖。皮が薄く塩味の強いこしあんが特徴。白と黒の2色があり、黒皮の饅頭は皮に黒蜜が練りこんである。ひとつ90円というのも嬉しい。

〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根湯本706-14
TEL:0460-85-5031
【公式サイト】http://www.marushima-honten.com/

🍃籠清のわさび漬け

創業1814年、小田原の老舗かまぼこ屋・籠清のわさび漬け。練り物よりもわさび漬けが好みで購入。

小田原 籠清
【公式サイト】 http://www.kagosei.co.jp/

🌳箱根寄木細工 一茶

箱根の名産品として知られる寄木細工は江戸時代後期に箱根畑宿の石川仁衛門が創始したといわれる。様々な樹木の自然の色合いと木目・木肌を生かして寄せあわせ、精緻な幾何学模様を創り出す。

管理人一行が訪れたのは箱根神社の大鳥居の近く、神社通りにある「箱根寄木細工 専門店 一茶」さん。寄木細工の逸品から自ら陶芸もされるというご主人が若いころから集めているという有名作家の器の品々に出会えるおすすめのお店です。

中には現在朝ドラ「スカーレット」で描かれている喜美子の夫である十代田八郎のモデル、神山易久(こうやまやすひさ)さんのお弟子さんの作品もありました。

店内に並ぶ品々を愛を持って懇切丁寧に説明してくださいました。

一茶さんで購入した寄木細工の小物

〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根16
TEL:0460-83-6299

箱根のグルメ

🍵手打ち蕎麦 竹やぶ

千葉県・柏市に本店を持つ「竹やぶ」の箱根店。先代の店主・阿部孝雄氏によるハンドメイド感あふれる装飾がユニークなお店。店内には暖炉が備わったスペースがありくつろげる。テラス席もあるので暖かい時期には異国情緒あふれる店外の席で食事をするのもおすすめ。

管理人は田舎そばをオーダー(1,000円)。そばの風味が強く、とっても美味しい!のですが、もう少しボリュームがあれば…というのが正直な感想です。

〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根160-80
TEL:0460-84-7500
【公式サイト】https://takeyabu.co.jp/hakone/

🍞Bakery & Table箱根

創業1937年の老舗ベーカリー。上質な素材を使ったパンも美味ですが何といっても足湯につかりながらお茶できるテラス席が素晴らしい。

この日は友人のすすめで足湯テラス&ランチを目的に訪れましたが残念ながら空席が無く、2階のカフェスペースで美味しいパンをいただきました。店内からも芦ノ湖を眺めながら軽食が取れるおすすめスポットです。

Bakery&Tableオリジナルではないようですが、ミルクジャムといちごジャムが2層になったフォトジェニックなジャムをお土産に購入しました。

〒250-0522
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根9-1
TEL:0460-85-1530
【公式サイト】 http://www.bthjapan.com/hakone.php


楽しかった開運ダブルポイントの旅も終わりに。

箱根湯本・富士屋ホテルのトヨタレンタリースにて1日お借りしたレンタカー料金は税込み10,710円。ガソリン代は599円でした。

帰り道は湯本から小田原まで箱根登山鉄道に乗車、小田原で湘南新宿ライン快速・グリーン車に乗り横浜まで。

これは旅仲間の名案で、在来線の運賃プラス、グリーン車代800円でゆったりと旅情を味わうことができました。

温泉地としては何度も遊びに行っていた箱根ですが、箱根神社と九頭龍神社のご由緒を知り、歴史上の人物とのゆかりを知ると、もっともっと深く知りたくなる不思議なパワースポットでした。

四季折々の自然を楽しみに、是非また訪れたい神社仏閣のひとつです。

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