【紅葉2021】京都 瑠璃光院 リフレクションもみじ 夜間特別拝観の予約方法

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こんにちは。

四季折々の花鳥風月が大好物のokamiです。

今回はインスタや写真集で以前から気になっていた京都・瑠璃光院の「リフレクションもみじ」を見てきました。

神社仏閣にはめずらしく紅葉はもちろん、仏様まで写真撮り放題!という魅力的なツアー。
ライトアップされて闇夜に浮かぶ美しい紅葉をおおいに堪能してきました。

どんな景色が見れるのか、参加方法、ツアーの口コミと注意点などをご紹介します。

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瑠璃光院のリフレクションもみじとは

秋の行楽シーズンに紅葉スポットを検索していてこんな景色の写真に見とれたことはありませんか?

ここは京都市・左京区にある「京都 八瀬大原 瑠璃光院」。「瑠璃の庭」の紅葉がライトアップされ、書院の机に反射して鏡のように映る姿がインスタで人気となり、一躍注目の紅葉スポットになりました。

院内の灯りは最小限にとどめられ、光は庭の四方からもみじを照らす灯りだけ。まさに瑠璃色の世界。

七色に照らされるもみじは書院の2階から眺める景色が絶景。足を踏み入れた一同から感嘆のため息がいっせいに漏れたのでした…。

瑠璃光院の由来

瑠璃光院は浄土真宗・光明寺の本院にあたり、起源はおよそ1200年前といわれています。

瑠璃光院が鎮座する場所は比叡山の麓、八瀬大原。その昔、壬申の乱で背中に矢を受けた大海人皇子(おおあまのみこ)・天武天皇が「八瀬の釜風呂」で傷を癒したと伝わり、「矢背」が「八瀬」に転じたともいわれています。

八瀬の釜風呂

1万2000坪におよぶ敷地は、大正末期から昭和の初めにかけて240坪にもなる数寄屋造りに大改修され、自然を借景とする名庭・名建築となりました。

囲碁本因坊位の対戦場になって、話題になったこともあるそうです。

瑠璃光院へのアクセス

瑠璃光院は叡山電鉄・叡山本線の終点の地「八瀬比叡山口」から徒歩5分の所にあります。

バスで行く

京都駅からは京都バス・17系統・大原行きに乗車、八瀬駅前で下車し徒歩6分、所用時間およそ1時間で乗り換えなしでいくことができます。

電車とバスで行く

または京都駅から地下鉄・烏丸線にて国際会館駅で下車、国際会館前から京都バス19系統に乗車すると同じく八瀬駅前で下車することができます。このルートなら所要時間40分程度。

ただし、どちらも道路が混んでいなければです…

京都市内はバスを乗りこなせばとても便利です。ただ渋滞もひどい。特に週末は。
時間通りに行動したければ、乗り継ぎがあっても電車でいくほうがいいでしょう。

電車で行く

電車のみでいく場合は、京都駅からJR奈良線・城陽行に乗り、東福寺で京阪本線・出町柳行に乗り、出町柳で叡山電鉄叡山本線・八瀬比叡山口下車、所用時間50分弱です。

私は今回、JR東海ツアーズが主催する「京都洛北もみじ旅」というツアーに申し込み、叡山電鉄1日乗り放題と瑠璃光院・夜間特別拝観チケット、御朱印がセットになったプランを利用。

叡山電鉄周辺の紅葉スポットをいくつかめぐりながら最終目的地は瑠璃光院のある八瀬比叡山口と定め、蓮華寺のある三宅八幡駅で下車し、蓮華寺から徒歩で八瀬比叡山口に向かいました。

瑠璃光院 特別拝観 予約方法

瑠璃光院は普段は一般公開されておらず、春と秋のみ、特別拝観が可能になります。
事前予約制になったのは最近のようですね。

2021年は10月1日(金)~12月12日(日)です。

瑠璃光院 夜間特別拝観はツアー会社経由で申し込む

夜間の特別拝観はツアー会社が主催しています。

「リフレクションもみじ」を見に行くにはJR東海ツアーズほか主催の「~京都洛北もみじ旅~瑠璃光院 夜間特別拝観」に申し込みが必要です。

1日160名限定で、プランには、以下のサービスが含まれます。

🍁瑠璃光院 夜間特別拝観料(御朱印付き)
🍁叡山電鉄1日乗車券
🍁叡山ケーブル往復乗車券
🍁かわらけ3枚・甘酒サービス

ただ、残念ながら今年はすでに完売、申し込み受け付けは終了しています。

私は新幹線予約のスマートEXに登録しているので、yoyaku@expy.jpからツアーの告知メールを受け取り予約しました。

案内があったのは10月の初旬です。この頃はまだまだ空いていたので、特別拝観がはじまると同時に予約をすれば確実だと思います。

JR東海ツアーズのメルマガを登録すればお知らせがあります。
もしくは新幹線を使う人はスマホでチケット予約ができ、チケットレスで乗車できるスマートEXを登録しておくと、ツアーのお知らせも届いて何かと便利ですよ。

夜間特別拝観については瑠璃光院が主催しているのではないので、問い合わせは以下のサイトからツアー会社に確認しましょう。

瑠璃光院 日中の特別拝観は瑠璃光院公式サイトから

瑠璃光院は特別拝観期間中は日中に拝観することもできます。

2021年は10月1日(金)~12月12日(日)の期間、特別拝観日となります。
そのうち10月30日(土)~12月5日(日)は事前予約が必要になります。

拝観時間は10時~17時まで。

この場合は瑠璃光院の公式サイトからの予約になります。特別拝観料は2,000円。

11月15日現在サイトをチェックしたところ、12月の初旬の平日なら空きがありました。

また、12月6日~12日の期間は直接訪れるように、とのことなので、事前予約が取れなかった方もまだチャンスはありそうです。

瑠璃光院の公式サイト

私は今回、JR東海ツアーズから瑠璃光院特別拝観ツアーのお知らせを受けて申し込みました。

瑠璃光院の特別拝観料、御朱印、叡山電鉄1日乗り放題ほか、特典付きのツアーで7,000円でした。
叡電乗り放題…これは元が取れるか微妙なところです。

例えば始発の出町柳から鞍馬線終点駅・鞍馬までは430円。拝観料や御朱印分を差っ引いて考えると、単純計算で5往復すれば元が取れますね。

ただ、散策しているうちに次の駅についちゃう、なんていうこともあります!

それにしても夜空に浮き上がるように七色に照らされた紅葉はこの世のものかと見まごうばかりに美しくて、私には7,000円の価値がありました。

間違いなく過去一、美しい紅葉の景色でした。

瑠璃光院周辺おすすめ紅葉撮影スポット

それでは瑠璃光院がある叡山電鉄周辺のおすすめ紅葉スポットをご紹介しておきましょう。

鞍馬寺

叡山電鉄・鞍馬線の終点、鞍馬。

源義経が幼いころ修業した地として有名です。山門から奥の院まではとてつもない山歩きになるので、所用時間は長めに考えておいた方がいいでしょう。

鞍馬寺を抜けて貴船に出ることもできます。

貴船神社

縁結びの霊験あらたかで知られる絵馬の発祥の地、貴船神社。水占い、丑の刻参りの伝説、龍穴などなど、見どころ盛りだくさんの神秘的な神社です。

鞍馬・貴船については以前ブログでご紹介しているので詳しくはこちらの記事をどうぞ。

蓮華寺

叡山電鉄・本線、三宅八幡と八瀬比叡山口のちょうど中間にあるお寺。

庭からの眺めが美しいと評されていますが、私は山門をくぐってすぐのあたりがイチバン美しいと感じました。

ここから八瀬比叡山口までは徒歩15分くらいで歩けてしまいます。駅まで戻って電車乗って…とやっているより、歩いた方が早い、という箇所がけっこうあるのが叡山電鉄。

瑠璃光院周辺おすすめお食事処

瑠璃光院の夜間特別拝観を楽しんだ後は、楽しくお酒を飲みながら、瑠璃色もみじの余韻にひたりたいですね。

当日叡山電鉄で出町柳駅まで戻り、いいお店はないかとしばらく歩いてみつけたのがここ。
「つなぐ食堂」。

出町柳駅から東に徒歩約2分、ワインバルのようなお店を見つけて入店。

何の下調べもなく、お腹が満たされればそれでいいと割り切って入ったら大当たり、美味しくて店主の人当りもいい、お客さんの質も最高にいい、素晴らしいお店でした。

グラスで飲めるスパークリングがないかと尋ねると、忙しいなかわざわざ探してきてくれたカバ。
当日のメニューにラインナップしていなかったのに、開封してくださいました。

ここで「ああ、このお店にしてよかった」と腰をすえることに決めました。

ほうれん草とペコリーノチーズのサラダ
菊芋のじっくり揚げ
白子のフリット
2杯目のブルゴーニュ・アリゴテ
パテドカンパーニュ

結局お酒2杯にアラカルト4品をいただき、その味とボリュームに大満足。

白子のフリットは白子の量が足りなくなってしまったからとお値引きしてくれ、パテドカンパーニュも少なめのオーダーを受け入れてくださり、これだけの量をいただいたのにもかかわらず、4,400円と良心的なお値段。

常連と思われる、となり合ったお客さん達も親切で、とても居心地のいいお店でした。

つなぐ食堂
京都市左京区田中下柳町1-12
TEL:075-286-7748
公式サイト:昼酒大歓迎!京都市で自然派ワインと純米酒と世界のおそうざいのお店 | つなぐ食堂 (wixsite.com)

紅葉散策の服装

京都の11月中旬、日中は薄手のコートがあればニットを着ていなくてもしのげますが、午後5時を過ぎ、日没がはじまると急激に冷え込みます。

特に瑠璃光院のある八瀬比叡山口と、そこからロープウェイで比叡山のさらに上へと昇っていくと、標高も高くなるのでもう真冬です。

手袋にマフラーなどを持って、しっかりと防寒対策をしてくださいね。

ユニクロのライトウェイトダウンなど、コンパクトに持ち運べるダウンをバッグに忍ばせておくと重宝しますよ。

瑠璃光院の御朱印はセルフサービスにつき要注意!

最後に私が大失敗したことを皆さんにお伝えしなければ!

瑠璃光院の御朱印は、日付を自分で記入するセルフサービス方式。

書院の2階に写経できるスペースがあり、皆さんここに行列。写経はいいや…と思っていたら、実は皆さん日付を自ら記入するために並んでいたようです。

私は写真撮影に夢中でホテルに戻るまでまったく気づきませんでした…

冒頭でもふれましたが、瑠璃光院は紅葉はもちろん、仏様も釜風呂もその他もろもろ、書院の中は写真撮影が許されています。

京都の神社仏閣をいくつか訪れましたが、自由に撮影させていただけることは珍しいです。

特に文化財は紫外線で傷むことがあるので禁止されていることが多いですね。

瑠璃光院ではフラッシュの使用は制限されていましたが、写真は撮り放題!撮影意欲を満たすことができるって、とっても嬉しい!

そんな視点からも楽しめる素敵なお寺です。

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