【自由が丘グルメ】ほんとは教えたくないナイスな焼き鳥屋 きみゆき

美味しくて…居心地がよくて…そして、この自由が丘のお店にしては、お手頃なんじゃない？

という、とってもいいお店を見つけちゃいました。

今夜はたまたま入店できたけど、予約なしのお客さんが何組か断られているのを目撃。
このブログにどれだけの威力があるのかは未知数だけど（笑）
大繁盛しちゃってもう二度と食べに行けなくなったらどうしよ？！

と不安に思いながらも、自由が丘の街のあれこれをお伝えするミッションにかられ、ご紹介します。

自由が丘 比内地鶏焼き鳥 きみゆき

買い物でよく通りがかる道に「新しいお店ができた？？」と気づいたのはたしか2019年の暮れでした。

でも暖簾がいかにも高級そうな雰囲気ですよね？
気になりながらもちょっと敷居の高さを感じてためらっているうちにコロナ騒動がはじまり、緊急事態宣言が連発される日々。

気づいたらほぼ1年以上、居酒屋という場所に出向いていませんでした。

でも今夜は所用で帰りが遅くなり、これからご飯を作るのもしんどいし、いつもいつもスーパーやコンビニのお惣菜では味気ない、自由が丘の居酒屋で軽く夕飯を済ませよう、と「ヒロ通り」でお店を物色していました。

最初はこちらも未訪問の「こかげ食堂」に入ろうかな？？としばらく道にたたずんでいましたが、こかげ食堂は2階に店舗があるので中の様子がわかりづらく、さらに「常連さんで混雑してるかなぁ？」と気後れし断念、振り向いた先にあったのが「きみゆき」さんでした。

＊お店の外観写真を撮り忘れてしまったので、ぐるなびさんからお借りしていますが、現在ののれんの色はえんじです。

この日は暖簾の一部がまくり上げられていて、中の様子をうかがうことができました。

男女一組と、待ち合わせらしい女性客がひとり。席はまだ空いている。そしてシンプルで清潔そうな店内の様子に心が動き、そぉーっと（笑）入ってみました。

この後詳しくお料理をご紹介していきますが、結果、美味しくて居心地が良くて、通いたい！と思わせるいいお店との出会いは、何かしらに引き寄せられたような気がする「めっけもん」でした。

焼き鳥 きみゆきでいただいた串

自称、「めったに焼き鳥屋に行かない焼き鳥好き」です。

焼き鳥って美味しくてヘルシーだけど、もうもうと煙が立ち込めていて服にニオイがついて、冬場はコートなんて手軽にじゃぶじゃぶ洗えないからお店を出た後がタイヘン…

そんなわけでめったに焼き鳥には訪れません。

でもきみゆきさんには煙が立ち込めていない。最近の焼き鳥屋さんは排煙設備が整っていてみなこんな感じなのかしら？？

そんなことを考えつつ、今夜の焼き鳥に合わせる一杯は赤ワインときめ、イチオウお野菜も食べなきゃ、と「茗荷きゅうり」と「おつまみきゃべつ」でまず小腹を満たしながら、串が焼きあがるのを待ちました。

この2品がよかった～。

茗荷きゅうりはさっぱりとして、きっと串物の箸休めにもぴったり。

おつまみきゃべつはこれ無限に食べられるやつだ！パリパリ食感が気持ちいい！
おかわりしようかな…と考えてるうちに、焼き物が出てきました。

まずは、「だきみ」。

これは店外メニューに写真が出ていて、見るからに香ばしく焼けた皮が美味しそうだったので、はなからオーダーを決めてました！

「だきみ」って初めて聞いたんですけど、鶏のむね肉の部分で、内側になる肉が外側の肉に巻かれているので「抱き身」というんだそうです。

このだきみ、思った通り皮がパリパリでお肉は弾力があってジューシー。もしきみゆきさんに行ったらぜひ食べてみてください！おすすめです。

お次は「むね肉紫蘇巻き」。

こちらは梅肉がそえられてさっぱりとした美味しさ。むね肉なのにやわらか～く焼けていました。

そしてこの後「ねぎま」を頼んだんですが、これが最高に美味しかった！
見るからに美味しそうだったから、写真を撮るのも忘れて食べちゃいました！

ねぎまもおすすめです、外さないでほしい！

「手羽」です。見ればわかりますよね？？皮パリパリです。

大人になってからわかった鶏肉の美味しさを担う要素、それは皮パリだ！ということ。
子供の頃は皮は残してましたけど、もう二度と離さないよ（笑）

「塩」焼きの連続でさっぱりとした串に満ち足りてきていたところに、「西京焼き」。

甘みがあって濃い味がガツンと口に広がる～。ところどころのおコゲも香ばしくて好き！

そして最後は焼き鳥と言ったらはずせない「つくね」。

塩、塩、塩、からの、タレ、タレ、の継投、とってもよかった！

この時点でまだまだ食べられるくらい、お腹に余裕はあったんだけど、もういい時間だったので打ち止めにしました。

締めのメニューには親子丼とか焼きおにぎりとか魅力的なラインナップがありましたが、またのお楽しみに♫

ここまで9品食べて、お酒1杯でお会計は税込み3,870円。味といい、雰囲気といい、居心地の良さといい、そしてなんでもお高めにつく自由が丘にしては、お手頃なんじゃないかな？？

焼き鳥きみゆきは比内地鶏専門のようです

お肉の噛み応え・弾力のあるなしは、個人の好みがわかれるところらしいです。

私は今まで比内地鶏について真剣に（笑）考えたことなかったですけど、きみゆきさんがツボに入ったという事は比内地鶏も好き、ということなんでしょう。

比内地鶏は秋田県が誇る、日本三大美味鶏のひとつですね。

調べてみたら、ご主人（きみゆきさん）は恵比寿の焼き鳥屋さんで焼き方のご経験を積まれた方。

東京の美味しいお店が集まりしのぎを削る恵比寿で研鑽を積まれた方が、備長炭でじっくりと焼く比内地鶏の焼き鳥。それは美味しいですって。

焼き鳥 きみゆき 居心地の良さの秘密は？

それから、居心地の良さはご主人の人柄の良さから醸し出される、ということを声を大にしていっておきたいです。

お忙しそうでお声をかけることは憚れましたが、「居ずまいが癒し」という雰囲気で、頻繁に通いたくなるお店でした。

「ずっと続けて欲しいお店」。だから、皆さんもぜひ、「焼き鳥 きみとし」さんをごひいきにお願いします！