エクオールとへバーデン結節(指まがり症)について
2021年、年明け早々、
このところ気になっていた指の関節の痛みがひどくなり、
リウマチを疑って近所のクリニックを受診しました。
結果的にリウマチではなかったことが判明したわけですが、
この経験がエクオールと出会うきっかけになり、
現在エクオールを服用するという選択肢の後押しになりました。
実は母がへバーデン結節を患っていて、もっと早くエクオールを知っていれば、
母にもすすめたかったと感じています。
へバーデン結節とは
へバーデン結節とは、手指の関節が変形するという変形性関節症です。
伸筋腱付着部炎にともなう骨性増殖が主体で、初期は赤く腫れたりハリを感じたり
することがあります。また疼痛を伴うこともあります。
初期のうちに治癒することもあるようですが、進行すると関節が動揺したり、
伸展障害が始まります。
やがて軟骨が消失すると、再び疼痛が始まります。
最初は指1本から始まり、やがて多数の指に広がり、両手に罹患することもあります。
へバーデン結節の治療方法はテーピングにはじまり、固定装具を装着して固定すること
がすすめられます。疼痛が強い場合は消炎鎮痛剤が処方されます。
私は当初、リウマチを疑ってクリニックを訪問したわけですが、リウマチ検査はクリアし、
実は母がへバーデン結節にかかっていて…
という話を医師にしたところ、ではもしかしたらへバーデン結節の初期である可能性と、
年齢からして更年期に由来する症状なのでは?と2つの原因が考えられるとのことでした。
この会話の流れから、医師から勧められたのは「エクオール」でした。
エクオールがへバーデン結節に効く?
私の手指はX線検査をしたわけですが、X線の所見からはへバーデン結節である
という診断はつかず、結局は原因不明の状態です。
そこでもしへバーデン結節であった場合でも、更年期のひとつの症状であったとしても、
エクオールを服用するとよい、と勧められました。
エクオールについて見聞きしたことはありましたが、その頃はまだエクオールに対する
知識が薄く、決心がつかなかったため、クリニックで販売しているという
エクオールのサプリメントをお断りして帰宅しました。
ただへバーデン結節については母が罹患していたため興味があり、クリニックでいただいた
へバーデン結節に関する冊子をいただき読みました。
へバーデン結節の治療については先述したように固定することと、非ステロイド系の
抗炎症薬が投与されることがあるようですが、その代替治療としてエクオールを
勧められることがあるようです。
エクオールはご存知の通り女性ホルモン・エストロゲンと似た作用があるため、
もしこれがへバーデン結節ではなかったとして、更年期由来の症状だったとしても
関節の痛みに効果が見込めるという事で医師はすすめてきたのだと後から気づきました。
ただ、エクオールはあくまでも栄養補助食品であるため、患者によって効果が大きく異なる
ことがある、とへバーデン結節に関する冊子には注意書きがありました。
もしエクオールについてご存知なければこちらの記事に詳しく記述していますので、
合わせてお読みください。
へバーデン結節の代替治療にも使われていたエクオール
こうした経緯があって、先月からエクオールサプリメントを飲み始めました。
普段はビタミンCにチョコラBB、胃腸の調子が悪い時にビオフェルミンやミヤリサン、
などなどドラッグストアで購入できるサプリメント程度しか飲まないんですが、
エクオールはこうして医師が勧めるほどだから出所が怪しくないものであれば、
飲んで損はないかも、とわりと迷わず購入しました。
ただ、エクオールはへバーデン結節の痛みを和らげることはあっても、
へバーデン結節自体が治ることはないんだそうです。
それでも、母のへバーデン結節の初期の頃、よく指が痛いと漏らしていたあの頃、
一時的にでも痛みを和らげてあげることができたらよかったなぁと考えたりします。
年齢なりの不調が続いて飲み始めたエクオールが、へバーデン結節の治療の一環としても
使われていることを思い出し、記事にしてみました。
エクオールのサプリメントを飲み始めて2週間ほどになりますが、
このところ指の痛みは感じていません。
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