郵便局の祝日・土日配送の休止、ヤマト運輸の遠隔地への翌日配達の休止、など、ドライバー不足・配達人不足による物流への影響が日々報道されていますね。
コロナ以降、ネットで購入→即日配達がますます進化して、その恩恵に甘んじていたokamiですが、便利に使わせてもらっていたネットスーパーOnigoでもそういった人手不足の影響は免れず、近所の配送センターにドライバーが集まらない、という理由で、10分単位だった鬼速配送サービスが受けられなくなってきています。
一方で、Amazonフレッシュが対象エリアを拡大するなど、ネットスーパー愛好家にとって、いまお得で便利に使える配送サービスはどっちなの?
ということで、OnigoとAmazonフレッシュの比較をしてみました。
なお、この記事には一部広告が含まれていますので、ご了承ください。
Onigoのデリバリー状況
まずOnigoについて。
Onigoとは、2021年に目黒区でスタートした、ネット宅配スーパーです。
当初のウリは何といっても、注文から配達までの目安が約10分、という鬼速のスピードが注目を集めました。
たまたま駅前で入会キャンペーンに遭遇したわたしも、そのスピード配達を体験し、記事にまとめているのでよかったらこちらの記事もご覧ください。
初めて注文してみた日はオーダーから7分(‼)という速さで商品が届き、驚いたものです。
さらに、これからサービス対象エリアをどんどん広めていきたい、ということで、注文に対して20%オフになるクーポンがよく発行されたもので、初回以降、1回につき300円の配送料はかかるものの、便利に、そして、お得に、ヘビーユーズさせてもらっていました。
でも、だんだんと対象エリアが広がるにつれ、10分~15分だった配送スピードが落ち、そのうちに即日配送ではあるものの、時間帯指定制になり、そして、とうとう先日は注文から1時間半近くかかる、という日がありました。
Onigoは、アプリから注文すると、いまどこに配達員がいるか、所在がわかるようになっているんですが、そのマークは遅々として前進しない。
もしかして、オーダーが未完だったのか?それとも、配達スタッフが途中で事故にでも遭ったのか??
たまたま予定のない日だったから、その後も待ち続けました。
そしてようやく、玄関チャイムが鳴る。
思わず、「ずいぶん遅かったですね?!」と言ってしまいました、決して責めるつもりはなかったんですが。
そして配達スタッフさんが説明するに、我が家の近くにあった配送センターが、デリバリースタッフ不足で閉鎖せざるを得なかったこと、そのため現在は約4キロ以上も離れた配送センターから、途中何軒かを経由しながら配送して回っていることを、話してくださいました。
なるほどぉ~。
物量トラックのドライバー不足で各物流業者が、配送日の見直しを余儀なくされるなど、最近ニュースでよく見ていましたが、慢性的な人手不足はやはり、Onigoにも影響を及ぼしているようです。
スーパーの買い物が、自宅にいれば届けてもらえる、なんて、こういったサービスが始まったときは画期的に感じましたが、少子化、人口減少問題は、顕著に、身近に感じられるまでになってしまったんですね。
でもこうなると、注文から配送まで数時間かかるため躊躇していた、周辺スーパーの配達サービスを使ったり、AmazonフレッシュというAmazonが提携するLIFEや成城石井などのネットスーパーのデリバリーを使うのも、ほぼ横並びの使用感になってくるな…。
と感じていたところへ、Amazonからネットスーパーの配達に関する条件変更のお知らせメールが届いたので、どちらがお得で便利なのか?比較してみたくなったのです。
欲しいものが10分で届く、宅配スーパー「OniGO」Amazonフレッシュのデリバリー状況
2023年、5月18日。
アマプラ会員であり、ヘビーユーザーのわたしに、Amazonから届いたメールがこちらです。
【Amazonからのメール引用】
Amazonフレッシュ配送エリア拡大及び通常配送料改定のお知らせ
Amazonフレッシュを過去にご利用いただいたことがあるお客様、及び今回新たにAmazonフレッシュがお使いいただけるようになったエリアにお住まいのAmazonプライム会員のお客様に配送エリア拡大及び通常配送料改定のお知らせです。
Amazonフレッシュは東京都足立区、葛飾区、調布市、千葉県市川市※など既に配送対象の地域における配送エリアが大幅に拡大、さらに東京都府中市、千葉県千葉市美浜区、習志野市、船橋市、松戸市※にお住まいのプライム会員のお客様も、新たにAmazonフレッシュをご利用いただけるようになりました。本メールを受け取ったお客様はAmazonのアカウントにご登録されている住所への配送が可能となっておりますので、Amazonフレッシュのサイトでご確認ください。
※一部エリアを除きます。
上記のような、対象エリア拡大のお知らせとともに、以下料金改定のお知らせも。
配送料改定について
Amazonフレッシュの今後の更なる利便性向上のため、2023年6月1日(木)より以下の通り配送料を改定します。なお、最低注文金額は引き続き4,000円(税込)です。
【2023年5月31日(水)注文分まで】
10,000円未満のご注文は390円、10,000円以上のご注文は無料
1時間単位のお届け時間帯指定の場合、10,000円未満のご注文は890円、10,000円以上のご注文は500円
【2023年6月1日(木)配送料変更後以降の注文分から】
10,000円未満のご注文は490円、10,000円以上のご注文は無料
1時間単位のお届け時間帯指定の場合、10,000円未満のご注文は990円、10,000円以上のご注文は500円
※上記の料金/価格は全て税込表記です。
尚、本通常配送料の改定はAmazonフレッシュのみに適用されます。
とのことでした。
OnigoとAmazonフレッシュ 両社比較
では、わかりやすく両者をそれぞれの観点から比較してみましょう。
料金比較
Onigo:
- 最低注文金額は設定されていない。
- 配送料は4,999円以下の注文で一律300円。5,000円以上の注文は無料。
Amazonフレッシュ:
- 最低注文金額は4,000円。
- 配送料は2023年5月31日までの注文分では、10,000円未満の注文は390円、
10,000円以上の注文は無料。
2023年6月1日以降の注文分では、10,000円未満の注文は490円、
10,000円以上の注文は無料。 - 時間指定の場合、10,000円未満の注文は2023年5月31日までは890円、2023年6月1日以降は990円。10,000円以上の注文は500円。
サービス比較
Onigo:
- 即時配達可。
ただ配送スピードは当初は約10分であったが、対象エリア拡大に伴い配送スピードが落ち、時間帯指定制になった。 - アプリから配達員の所在が確認できるが、配送スタッフの人手不足により配送センターが閉鎖され、遠い配送センターから経由して配送されることがある。
Amazonフレッシュ:
- 即時配達が可能で、配送時間帯はエリアによって異なる。
- 時間指定があり、1時間単位で指定できるが、有料。
2023年5月31日までは890円、
2023年6月1日以降は990円、
10,000円以上の場合は、500円。 - 配送エリアが拡大しており、新たなエリアでも利用可能になっている。
以上のように、OnigoとAmazonフレッシュの料金面では最低注文金額や配送料に違いがあります。サービス内容では即時配達の可否や時間指定の有無、配送エリアの広さなどに差があります。
これを一覧表にしてみると、
Onigo | Amazon(2023年6月以降) | |
最低注文金額 | なし | 4,000円 |
配送料 | 4,999円以下の注文で一律300円 *5,000円以上で無料 | 10,000円以下の注文で一律490円 *10,000円以上で無料 |
即時配達の不可 | 可 *エリアによって配送時間が異なる | 可 *エリアによって配送時間が異なる |
時間指定の有無 | あり、無料、1時間単位でOK | あり*10,000円未満の注文は990円、 10,000円以上の注文は500円 |
このようになります。
サービスの面では両者ほぼ拮抗している感じですが、最低注文金額の設定がなかったり、送料無料となる金額設定が低い、ということで、料金面ではOnigoに軍配があがりますね。
また、Onigoでは、アプリ登録後、初めてのお買い物で、注文金額から40%オフになるクーポンなども発行されているので、お得に活用したいところですね。
欲しいものが10分で届く、宅配スーパー「OniGO」また、こちらの記事では、Onigoで初めてのお買い物が40%オフになるクーポンとともに、アプリ登録の方法など、詳しく説明しているのでぜひ合わせてご覧ください。
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