10月29日~31日、長野県は蓼科、昼神温泉へと旅行に行ってきました。
旅の途中、トラブル発生しましてじっくり写真が撮影できたのは蓼科湖ぐらい。ですがとっても素敵な景色だったのでミニ旅行記にしてみました。
いち早く楽しめる蓼科の紅葉
今回の旅仲間は両親と弟。関東近郊の両親の住む家から途中、弟、私を順次ピックアップしてもらい、中央道に乗って一路長野県茅野市へ。
平日の出発だったので、高速道路の渋滞はありませんでしたが、一般道でかなり渋滞があり、SAでの休憩時間を入れて茅野市へ到着するまで5時間以上はかかりました。
この頃仕事が立て込んでいたのでじっくりと下調べすることができず、自宅から現地までこんなに時間がかかるとは思っていなかったので茅野に到着した時には自分は運転していないにもかかわらず、ヘトヘト…(´ー`)
この日は早めにホテルにチェックインして温泉を楽しむ予定だったので、訪問先は諏訪大社のみ。
諏訪大社はお宮が数か所に分かれて点在しています。ここはそのうちの一か所。有名な御柱祭りで山から降ろされた巨大な木が境内にお祀りされています。
さてさて、もう宿に移動して温泉につかって美味しいもの食べてゆっくりしよう♫
今夜泊まるのは、『蓼科グランドホテル滝の湯』。
メタケイ酸という成分が含まれ、美肌湯と呼ばれる温泉風呂がウリ。写真は渓流沿いに作られた露天風呂。他にも庭園を眺められるお風呂や貸し切り露天があり、全21もの湯船が楽しめる大規模ホテル。
あれこれ浸かって温泉満喫~♬とウキウキしていたら、なんと母が浴室で足を滑らせ転倒、頭を打ったので念のために救急搬送する、という突然のアクシデント。
地域共通クーポンをゲットも、使っている間もなく結局期限切れ~、などなど、あとあと尾を引いた事故でした。
母は検査の結果大事無く、旅行を続けることができましたが、終始ションボリしていて気の毒でしたわ…どんまい!
この滝の湯ホテル、お部屋のしつらえがとても良かった!
大きめのソファやテーブルが配置されたスイートタイプのお部屋は広々。木のぬくもりを感じるフローリングや木工家具など、温かみのある空間づくりをしていて思わずずーっと部屋に滞在したくなっちゃうような雰囲気。
ただ一つの難点は、危険行為防止のためか窓が全開しない。せっかくいい景色なんだからベランダでお茶飲んだり…ができるとなおサイコーでしたね。
食事はバイキング形式。
お寿司から和洋中が揃ったお食事。
感染対策は食事をとりに行く際はマスク必須、使い捨ての手袋が置いてありましたがこれには気づく人が少なく、あまり使っている人は見かけない、惜しい。
手袋の使用が徹底されていれば、声を大にして《おすすめです!》と言えたのになぁ。
この日は母の誕生日が近く、どうやってお祝いしようかと考えていたら、滝の湯さんではシェフ手作りのバースデーケーキを有料で用意できるとのこと。
5号で3,000円と決して安くはないですが、外で買って持ち込んで…という手間を省けるのはありがたい。ということでチョコレートケーキをお願いしました。
食事もケーキも全般的に美味しくいただきました。
💎信州・蓼科グランドホテル滝の湯
🍁おすすめ紅葉スポット 蓼科湖
当初の旅行計画に入っていなかったものの、母の病院に行く途中で見つけた蓼科湖はキレイに紅葉が始まっていて今回一番の絶景スポットとなりました。
蓼科湖は数十分で湖を歩いて一周できるほどの小さな湖。
でも、湖の岸辺には紅葉が植えられていて、まるで湖をふちどるように色づいていました。湖面に赤い葉が映りこんでいて思わず感嘆の声が漏れるいい景色♫
山の上の方はまだ紅葉していないのに湖の周りの樹は真っ赤に色づいています。
気になったのは蓼科湖に隣接していたロッジ!ステキ!
早朝や夕暮れ時の湖の表情がめいっぱい味わえるに違いない!
今度蓼科に来るときはここに泊まろう♫
湖の周囲は辺り一面、もみじの絨毯。
売店や屋台もあります。
紅葉の林の中には椅子とテーブルが配置されているので、キッチンカーでピザを買ってきてピクニックしたりと楽しんでいるファミリー多数。気持ちいいだろうな~。
ロッジが建っている方向ではテント宿泊もOKなようで、いくつか小さめのテントを張って、くつろいでいるグループがいました。
有名スポーツ選手が湯治? 昼神温泉
2泊目はもう少し足を延ばして下伊那郡の昼神温泉へ。
初めて聞く、シブい。この温泉地のチョイスは父。なんでも好きな野球選手が通っていた温泉地で訪れてみたかったとか。中日時代の落合選手だったろうか?すっかり忘れてしまいましたが、そのおかげで繁盛してけっこうな規模の温泉郷に成長したようです。
宿泊は『湯元ホテル阿智川』。こちらも凝った造りの大きな大浴場や洞窟風呂が自慢のお宿。がしかし、コロナ対策で現在洞窟風呂は封鎖されていて、写真のような野趣あふれるお風呂は楽しめずじまい。
こちらの泉質、ぬるぬるする湯触りが特徴の通称『美肌湯』だそうで、前日足を滑らせ転倒していた母は終始おっかなびっくり歩いていました。
このホテル阿智川、館内に滝が流れていたり、中庭に池が造られていたり、年季が入っているもののかつては豪華だったんだろうなと思わせる仕掛けが随所に。
でも部屋のトイレの扉がキィキィと軋む音はちょっと耐え難いかなぁ。そういえば庭の池の水も抜かれていて…。修繕している余裕もないのだとしたら胸が痛みます。
良かったところは食事処が個室になっていることと、綿の布団。
羽毛布団はすぐに暖まりますが、暑くて目が覚める原因にもなります。その点、綿の布団は暖まるのに時間がかかるものの、適温が保たれ、へたれないので体との間に適度な空間ができるため寝返りもうちやすい。
久々に朝まで熟睡できて気づいた綿布団の利点でした。
💎湯元ホテル阿智川
実はここ阿智村では《星空を見に行く》というアクティビティに申し込んでいました。
全長2,549メートルのゴンドラに乗り、標高610メートルの山頂 『へぶんすそのはら天空の楽園』で、夜間に全ての灯りを消して星空を見上げる、というもの。
打ち身を作ったところが痛むという母を残し、15分間の空中散歩を経て到着した山頂は気温マイナス2度。あらかじめダウンと冬物コートの防寒対策で臨んだ私は平気でしたが、メンズ達が寒さに耐えられず、ゴンドラを往復するのみで帰る、というオチに終わりました。
今回の旅はGo to トラベル適用。
このところ感染者数が再び増加傾向にあり、Go toの継続も意見が賛否分かれるところですが、今回宿泊したどちらの宿も経営に苦心されていることが垣間見られ、個人的にはどんどん遊びに行ってあげて少しでも助けになるといいなと感じます。
ともかく、今年も素敵な紅葉を見ることができてよかった!
1日も早くコロナが克服されて再びたくさんの観光客で各地が賑わうことを切に願います。
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