季節の変わり目に丸洗いしたいのがおふとん。
でも近所にふとんが洗えるコインランドリーがなく、クリーニング店に持ち込むのもかさばって大変。ということで「ふとんリネット」で羽毛布団を宅配クリーニング体験してみました。
実際に利用してみたうえで、他社と比較し、ふとんリネットはたくさんのおふとんをまとめて洗いたい!という場合、1枚当たりの単価が下がっておトク、ということがわかりました。
こちらの記事では、
●重い布団を持ち運ぶことが困難
●近くにコインランドリーがない
など、ふとんを清潔に保ちたいけれどお困りの方に、ふとんリネットを実際に使ってみた口コミと感想、メリット・デメリットを評価し、ご紹介しています。
ふとんリネットについて詳しくはこちらをどうぞ。
↓
【ふとんリネット公式サイト】
ふとんリネットとは
ふとんリネットとは、在宅したままおふとんをクリーニングできる、ふとんの宅配クリーニングサービスです。
ふとんを丸洗いすることで、ダニや雑菌が繁殖してしまったおふとんを清潔&ふわふわにすることができます。仕上がりに抗菌防臭加工がされ、雑菌の繁殖やニオイを抑える効果が持続します。
コインランドリーやクリーニング店に持ち込んでふとんをクリーニングしている方も多いと思いますが、重いふとんを持ち運ぶ必要はなく、宅配業者の引き取りと配送を自宅で待つのみの便利なサービスです。
洗い上りは圧縮して届けてくれるので、そのまま収納できてしまいます。
お値段、最安値は税込み1枚4,070円から。
仕上がりは最短で10日後になります。
リネットのふとんクリーニング方法
リネットのふとんクリーニングはどういう洗い方をしているのか、公式サイトからご紹介します。
①酵素の力で汚れを分解
届いたふとんを検品、シミや汚れがある個所には「タンパク質分解酵素」を吹き付けます。
酵素の力で丸洗いの際、汚れが落ちやすくなるそうです。
ですが、汚れが完全に落ちない場合もあるそうです。
実際わたしのおふとんも、古すぎるシミや汚れは落ちていませんでした。
ふとん表面の「きれいさ」を保つには、シミになってしまう前に、こまめにクリーニングすることをおすすめします。
②たっぷりの水と抗菌・防臭効果付きの洗剤で丸洗い
アレルギーのもとになるダニやカビを落とす洗剤を使用し、丸洗い。
③ふとん専用乾燥室とタンブラーで乾燥
乾燥仕上げでは、固くなった綿布団の中綿をほぐすなど、綿ごみを除去してふわふわにリセット。
より詳しくはリネット公式サイトからどうぞ。
全国どこでも家まで【無料】で届けてくれる!布団クリーニングふとんリネットを使ってみた感想と口コミ
以下、実際に使用してみた体験談です。
配送日指定で受取ラクチン&収納がラク
羽毛布団の丸洗いをお願いしてから、洗い上りのおふとんが自宅に届いたのは発送してからおよそ2週間後でした。
リネットの公式サイトによれば、最短でお届け10日後、とのことですが、配送日を日時指定したため、発注から納品まで2週間ほどかかりました。
届いた時のふとんの状態がこちら。
圧縮されて数センチの厚みになっています。
羽毛布団だから、羽がつぶれないように早く出した方がいいのでは?とも思いましたが、ふとんを使うのはまだ数カ月先。
一旦取り出して、また収納するのもめんどうだし…。と思っていたら、圧縮包装の場合、「圧縮されたまま最大6ヶ月ほど収納可能です」と書いてあります。
とにかく手間と時間を省きたかったので、このまましまってしまおう!と、約3カ月間、圧縮状態のまま収納していました。
さらにクリーニングあがりのおふとんは1枚ずつ「抗菌・防臭加工」がされているので、開封することによってせっかくの清潔さが損なわれるのも気になりました。
納品から約3ヶ月ぶりの開封でした。
ふわふわ感の戻りは経年変化により差
洗い上りのおふとんを袋から出すと、少し薬品のようなにおいがしました。
抗菌・防臭加工の溶剤が入った洗剤のものだと思います。
注意書きに「開封後、3~4時間風通しの良い日陰で干してからご利用ください」とあるのでベランダ干し。
なぜ日陰干し推奨なのでしょう?
調べてみると羽毛布団はデリケートなので陰干しが推奨されているんですね。我が家のベランダは東向き。少し影ができる午後の時間帯に干してみました。
数時間ごとに裏返し、両面を干して引き上げたおふとんがこちら。
まあまあ、元に戻ったかな??こちらはもともと薄手のタイプのおふとんです。
クリーニングに出す前は、湿気を含んでもっと重かったはず。こんなに軽かった?と驚きました。
このふわふわ感の復元度合いは、ふとんの種類や経年変化によって変わるそうで、我が家のふとんは購入から5~6年は経過しているのでこんなものでしょうか。
買ったばかりの時のような「超ふわふわ」には戻りませんでした。
ちなみにあえて抗菌・防臭加工は不要、合成洗剤をできるだけ使いたくない、という場合は無添加せっけんを使った”オーガニックふとんクリーニング”のしももとがおすすめです。
しももとクリーニングフェザー50%以上の場合は圧縮配送に注意が必要
リネットからおふとんが戻ってくる際は、配送コストを下げるため圧縮されて送られてきますが、50%以上がフェザーでできている羽毛布団や羽根布団は潰れたまま元に戻らなくなることもあるようです。
【羽毛布団と羽根布団の違い】
ここで羽毛布団と羽根布団の違いをご紹介しておきます。
羽毛布団の詰め物に使われているのはダウンと呼ばれる羽毛です。このダウンを50%以上含んでいるものが羽毛布団に分類されます。
一方で羽根布団はフェザーと呼ばれる軸のついた羽のことで、フェザーが50%以上含まれているものは羽根布団とされます。
参考リンク:フランスベッド
圧縮されるとフェザーの軸の部分が折れてしまい、ふわっと感が失われてしまうことが想像できますね。フェザーの配合率が高い、フェザーが50%以上で潰れるのが心配、という場合は圧縮配送しないしももとクリーニングや、どちらか選べるリナビスを利用することをおすすめします。
ちなみにリナビスは、ふとんを保管してくれるサービスもありますよ。
【オーガニックふとんクリーニング しももと】
しももとクリーニング【ふとん保管サービスあり リナビス】
丸洗いで布団の汚れやダニをキレイに【布団クリーニングのリナビス】羽毛布団の場合は早く開封した方がいい
圧縮配送による大幅な羽毛のへたりはないように思いますが、少しボリュームダウン?私の布団はダウン90%、フェザー10%でしたが、圧縮したままにしたためボリュームが落ちてしまったのでしょうか?
先述したようにリネット公式サイトにも羽毛布団の場合、クリーニングによって中の羽根・フェザーが折れてしまう場合がある、とあります。ふわふわキープを選ぶか、清潔さを選ぶか、迷いますが、私は新品のおふとんではなかったので、清潔さを選びました。
ふわふわ感とボリュームにこだわるなら、一度開封して、ふくらませた状態で収納しなおした方が無難、もしくは前述した圧縮しないふとんクリーニングを利用したほうがよいでしょう。
天日に干したことで、開封した時に気になった薬品のようなにおいはとれていました。
ふとんの古い汗じみは取り切れてなかった
もうひとつ期待していたのはすっかりしみついてしまっていた汗じみ。
これがきれいに落ちていたら嬉しいな~と思ったんですが、これは完全には落ち切れていなく、少し色残りしていました。
白い生地なので、これはこまめにクリーニングしていなかった自分のせいですね。漂白剤を使ったりしたらきっと羽毛にダメージを与えてしまうからこれはこのままでいいと納得。
ふとんカバーをかけてしまえば見えないですしね。
新しいおふとんをきれいに保ちたい場合は、こまめにクリーニングするしかないようです。
今のおふとんになって初めて丸洗いをしてみたんですが、クリーニング不可タイプのおふとんでない限り、こまめに、難しければシーズンごとに必ず洗ったほうがいいことがよくわかりました。
そして今回リネットの布団クリーニングにかかった料金は、羽毛布団2枚で11,780円でした。割引クーポンを利用して少しお安くなっています。
さらに2枚合わせのおふとんだったのですが、その場合は2枚とカウントされることがわかりました。
圧縮して発送する際は少し注意
少し戻ってふとんをクリーニングに発送するときのことを。
発送する際のキットには、専用バッグのほか、ふとん圧縮用の大きなビニール袋が入っています。私の場合は、羽毛布団2枚の注文だったのでそのまま入れることができました。
これが羽毛布団3枚くらいになると、おふとんを圧縮してから袋に入れる必要が出てきます。
この作業には、空気を抜くためにノズル式の掃除機が必要になってきます。想像するとこの作業がちょっと大変そうであるのと、掃除機がない、ハンディタイプの掃除機しかない、そういうケースもあると思うので注意が必要です。
ふとんリネットの口コミは?
ふとんリネットの口コミが気になりSNSで調べてみました。
まだそんなに浸透していないサービスなのかな??
件数はあまり多くありません。
先週末、初めてリネットさんに衣類のクリーニング集荷お願いしたのだけど、今日は掛け布団と毛布2枚の集荷をお願いしてます。布団たちは届いた袋に入って、玄関でワクワク待機中。ホント便利✨ありがたい。#リネット #ふとんリネット pic.twitter.com/aojZVFkWuB
— maya (Yasuko Oshio) (@maya_555) July 14, 2021
8800円はたけーよ>布団クリーニングのふとんリネット https://t.co/ONH3Bd1ZH6 #ふとんリネット
— Tonton (@Tonton_) April 19, 2018
宅配サービスが便利で助かる、というものと、料金が高い!というもの。
実はふとんリネットは、1枚だけ注文する、というより枚数が多い方がおトクになる仕組みになっています。
では料金システムを確認してみましょう。
ふとんリネット クリーニング料金
リネットの料金
上の表はふとんリネットの公式サイトから引用した料金表です。
配送を一個口で出した場合の料金で、対象は掛ふとん・敷ふとん・こたつふとん・肌掛けふとん・寝袋です。ふとんの枚数が増えるごとに1枚当たりの料金が安くなる仕組みです。
1枚では税込み9,680円、4枚では1枚当たり4,070円、となっていますね。
クイーンサイズのおふとんは+550円、キングサイズは+1,100円の追加料金がかかります。
他社のふとんクリーニングサービスでよく見かけるのがパック制や、2枚以上の申し込みが基本となっている場合。リネットは1枚からクリーニング注文が可能で自由度は高いのですが、1枚だけだと価格はそれなりに高くなります。
そこでおすすめの使い方は「枚数をまとめて注文する」ことです。
リネットでは毛布のクリーニングも注文することができ、毛布1枚当たり税込み3,289円ですが、ふとん2枚と一緒に出すと1,650円となります。
このように、ふとんリネットではまとめてクリーニング注文すればするほど、単価が安くなっていきます。
通常価格 | 割引価格 | |
毛布:シングル・ダブル | 3,289円 | 1,650円 |
毛布:クイーン | 3,839円 | 2,200円 |
毛布:キング | 4,389円 | 2,750円 |
その他、枕・シーツ・クッションなどもクリーニング可能です。
ですが、毛布以外のものは割引価格にはなりません。
価格 | |
枕 | 2,200円 |
ベビー布団 | 2,750円 |
座布団(小) | 1,572円 |
敷パッド・シングル | 3,289円 |
家族の人数分注文するなど枚数が増える、ふとん以外のアイテムも注文するなど、料金計算が複雑になりそうな時は公式サイトの料金シミュレーターを使うとわかりやすいですよ。
下記のリンクのリネット公式サイト「料金シミュレーターはこちら」から確認してください。
ふとんLenetリネットの送料
ふとんリネットの送料について。
一個口あたり、税込み合計金額が6,600円未満のクリーニング発注の場合、税込み3,300円の送料がかかります。(北海道・沖縄の場合、税込み4,400円)
ですが、ふとんを注文すると必然的に6,600円を上回りますから、実質送料無料となります。
ふとんクリーニングを申し込むと、ふとんを梱包する専用バッグが届きますが、このバッグの大きさは155㎝。このサイズを超えると2個口、3個口、となり、この場合は布団の合計数÷個口数によって料金が算出されます。
なので、個口数が増えそうな場合は必ず料金シミュレーターを使って事前に料金確認することをおすすめします。
防ダニ加工のオプションあり
アレルギー体質の方や、小さなお子さんがいる方におすすめなのが「防ダニ加工」。防ダニ加工はダニがつきにくくなる加工です。
注文タイプは「すべての布団」「すべての毛布」「全ての布団・毛布」となり、一部のふとんや毛布のみ加工することはできません。
ですが、一部のふとんや毛布だけを加工してもダニが残っているものから移ってしまうことがあります。防ダニ加工はダニをつきにくくする加工であって、絶対につかなくなる加工ではありません。
ですから、同じ場所に収納する場合や、となり合って使う場合、全てを防ダニ加工することをおすすめします。
防ダニ加工は1枚あたり、税込み1,100円です。
防ダニ加工無料キャンペーン中!
ふとんリネットでは、6月3日(金)~6月13日(月)までの期間限定で、防ダニ加工の無料キャンペーンを実施中です!
ふとんのクリーニングを検討中の方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!
ふとんLenet他社との料金比較
ここでリネットと他社のクリーニングサービスの料金比較を枚数別にみていきましょう。
掛け布団で比較、税込み料金です。
1枚 | 2枚 | 3枚 | 4枚 | |
ふとんLenet | 9,680円 | 12,980円 | 14,080円 | 16,280円 |
しももとクリーニング | 9,680円 | 12,980円 | 16,280円 | |
リナビス | 9,680円 | 12,980円 | 14,190円 | 16,280円 |
イオングループのカジタク | ー | 12,980円 | 18,700円 | ー |
こうして他社と比較してみると、リネットは3枚目からがおトク、ということがわかりますね。
リナビスとは少しの価格の違いなので、圧縮配送か否か、希望する配送タイプで選んでもいいですね。
ちなみにしももとクリーニングは植物性100%の石鹸洗剤を使用したオーガニッククリーニング、カジタクはイオングループなのでWAONが貯まる、など、クリーニング+アルファの目線で選択することもおすすめです。
洗えないおふとん・つけっぱなしのシーツに注意
リネットでは、以下のおふとんの取り扱いをしていません。
【クリーニング不可・返送対象】
マットレス/破れのあるもの/ペットの毛が大量についた布団/嘔吐・排泄物のついた布団/濡れている布団/汚れ・匂いがひどいもの/ムートン・ファートン/電気毛布/ビーズ素材/カーペット地のこたつ敷き布団/シルク素材/低反発素材/ノンキルト羽毛布団(縫わずにテープ接着したもの)/本革/そばがら枕/ムアツ布団/磁気毛布/色落ちの可能性があるもの
もし誤って上記のものを発送してしまうと、「洗えないもの」として返却されてしまいます。
その際の送料は発注者が持つことになり、料金が割高になってしまいます。
また、おふとんを発送する際、シーツがついたままだとシーツのクリーニング料金も請求されてしまうので、必ず取り外して発送しましょう。
【ふとんリネット】ふとんの宅配クリーニング!仕上がりの口コミと評価
では宅配クリーニング・ふとんリネットを使ってみた評価をまとめます。
ふとんリネットを使ったメリット
✓ふとんが軽く&衛生的になって心地よい
✓重いふとんを持ち運ぶ必要なしで楽ちん
✓ふとんを収納する手間が省けた
✓ふとん1枚から注文できて自由度が高い
✓注文枚数が多いほど1枚当たりの料金が安くなる
以前は最寄りのコインランドリーへふとんを持ち込んでいましたが、そのコインランドリーが閉鎖となり、車を持たない私は「ふとんクリーニング難民」と化しました。が、自宅でパッキング、そして待つだけの宅配クリーニングは本当に助かりました。
ふとんリネットを使ったデメリット
✓フェザー含有量が50%以上のおふとんにはおすすめしない
✓ナチュラルなクリーニングが希望なら他社がおすすめ
✓1枚程度の利用だと、割高感あり
ふとんリネットは送料を抑えるためにふとんを圧縮して配送します。そのためフェザー含有量が高いおふとんはへたりが起きてしまう恐れがあります。ボリュームを保ちたい場合は、圧縮しない配送方法を利用したクリーニング店がおすすめです。
【ふとんを圧縮しない配送が選択できるリナビス公式サイト】
丸洗いで布団の汚れやダニをキレイに【布団クリーニングのリナビス】【植物性100%の石けんでオーガニッククリーニングのしももと公式サイト】
アレルギーや化学物質過敏症などで合成洗剤を避けたい場合は、石けんを使用したり、お湯だけでクリーニングしてくれる業者がおすすめです。
【完全個別洗い】宅配だから受け取りが便利「しももとクリーニング」【ふとんリネット】布団宅配クリーニング|実際に使った口コミと評価!・まとめ
ふとんリネットは、1枚から利用でき、ふとんと毛布、もしくはそれ以外のアイテムとも組み合わせが自由で、迷うことなく利用できるのがいいところ。
逆にふとん1枚では割高感を感じてしまうので、家族の人数分全て、などまとまった枚数をクリーニングすると、1枚あたりの単価が下がり、お得に利用できるサービスです。
さらに一度リネットの会員になればお得なクーポンが届くようになります(会員登録無料)。
クーポンを活用すると、さらに割安でおふとんを丸洗いすることができますよ。私の場合、LINEでリネットを友達登録し、初回割引サービスで1,200円、お安くなりました。
会員登録したら、必ずLINEの友達登録もしてくださいね!期間限定クーポンなど、お得な情報が届きます。
シーズン後に重いふとんをコインランドリーに持ち込むのがメンドウだったので、今回ずいぶんラクをさせてもらいました♪
私が使った宅配クリーニング・ふとんリネットについて詳しくはこちらをどうぞ。
↓
【ふとんリネット公式サイト】
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