【更年期の学び4】更年期かな?と思ったら何科を受診すればいい?

スポンサーリンク
エクオールサプリメント

”フェムテック”という概念が広まった影響で、最近女性の生理や更年期障害について、テレビなどのメディアで特集を組まれることが多いですね。

先日ある番組を見ていて驚いたのが、自ら更年期を疑って診察を受けても、医者の思い込みで更年期の診断がつかず、見過ごされたというケース。

「あなたはまだそんな年齢じゃないから」
「更年期障害特有のほてりや発汗の症状がないから違うでしょう」

検査もされず、問診だけでそんな診断を下された女性は、仕事を休職せざるを得ない状態まで悪化し、2年近くに渡って重い不定愁訴に悩まされ、自宅で引きこもりがちになりながら苦しんだと言います。

これは個人的な見解ですが、30代後半以降で体調に違和感を覚えたら、ホルモンバランスの変化の影響も疑うことが大事だと思います。

先ほどのお医者さんじゃありませんが、「ほてりや発汗がないから更年期ではない」という自己判断はよくありません。

更年期の症状にはかなりの個人差があり、一般的にいわれているような症状が出ない場合もあります。ちょっと変だな?と思ったら、やはり医療機関を訪れて、ホルモンバランスも調べて欲しいのです。

1件目の医療機関で納得がいかない診断が下されたら、セカンドオピニオンも求めて欲しい。

体調がすぐれないのは間違いのない事実ですし、更年期ではなく、別の病気が隠れていることもあるでしょう。あきらめずに原因をつきとめて、少しでもラクになって楽しい毎日を過ごせるキラキラした女性が増えて欲しい!

では更年期症状を疑ったらいったい何科を受診したらいいの?

ということで、婦人科系の医療機関にはどんな種類があり、更年期を疑ったらどの診療科目に行ったらいいのか、を調べてみました。ご紹介します。

スポンサーリンク

更年期チェックは婦人科へ

更年期を疑ったら、訪れるのは婦人科です。婦人科といっても大きく4つの専門分野に分かれます。

周産期科

周産期科は赤ちゃんを妊娠してから出産するまでを見てもらう診療科目です。

生殖医療

生殖医療科は不妊で悩むカップルをサポートしてくれる診療科目です。

女性特有の病気の治療

子宮筋腫から卵巣がんまで、女性特有の病気を治療する診療科目です。

更年期の相談には女性ヘルスケア

女性ヘルスケアは更年期など、女性ホルモンに関連した体の不調を見てくれる診療科目
この女性ヘルスケアは最近増えてきている診療科目です。

ホルモンバランスの変化による女性の体の変化に寄り添って診療してくれるといま注目されています。更年期を疑った場合は「女性ヘルスケア」を訪れましょう。

下記のサイトでは、全国の女性ヘルスケア専門医を検索することができます。
活用してくださいね。

日本女性医学学会
更年期障害【日本女性医学学会】

うつや認知症のような症状 それもホルモンバランスの可能性があります

更年期の症状は、身体に現れる症状ばかりではありません。

記憶力が低下したり、判断力が鈍ったりすることもあります。

脳のエストロゲン受容体は、学習と記憶に関わる海馬や、情動反応の処理に関わる偏桃体などの大脳辺縁系に近く、更年期にエストロゲンの量が極端に減少すると、セロトニンなどの神経伝達物質が不足し、情報処理速度が低下したり、物忘れしやすくなる、と言われています。

そのためうつや認知症を疑わってしまうこともあるでしょう。

そこで心療内科や脳クリニックを受診しても、更年期が原因であれば「異常なし」とされることになります。

異常なしと診断され、では次に婦人科へ…となればいいのですが、心療内科ではホルモンバランスの検査はしてくれないことが多いです。

「とりあえずのうつ病診断」がついて、余計な薬を服用するようなことになっては、かえって体も心も状態が悪化することがありますから要注意です。

参考サイト
更年期で記憶力低下 女性ホルモンのゆらぎが原因~Nikkei Style

まだ医者にかかるほどでもないけど不調を感じる~そんな時は簡単セルフチェック

まだ更年期を疑う年齢ではないけれど、最近ちょっと調子が悪い…そんな時はウェブで簡単に更年期診断をすることもできるので、ご紹介しておきます。

でも最終的にはお医者さんにかかる!ということは忘れないでください。

参考サイト
更年期セルフチェック

更年期の年代は、仕事も充実し、子育ての時期も重なったり、なかなか自分をケアする時間がとれないことも多いでしょう。

病院へ行くのは億劫だし忙しいし…わかります。

でも原因がわかれば治療にとりかかることができます。
更年期の治療は必ずしも通院が伴う必要がないことがあります。

現に私自身はネットで購入できるエクオールサプリで更年期を乗り切っています。

体や心の状態がよくなれば、仕事や育児・家事もスピードアップしてこなすことができ、結果的に生活リズムが効率的になっていきます。

どうかつらいのを我慢しないで、ご自分を大切に扱ってあげてください。

コメント