久しぶりに友人たちと集い、写真を撮り合って楽しんでいたら、自分の写真に愕然!
仕事にブログにうちこんでいたら、いつの間にかフェイスラインがたるんでいるではありませんか~…。
このままでは、コロナ明け、「マスクを取ってもいいよ!」となっても、マスク外せません!
ということで、近頃同僚の間でブームになっている「ハイフ」に挑戦してみることにしました!
ハイフとは
「ハイフ」とは、High Intensity Focused Ultrasoundの略で、超音波による熱エネルギーを皮下組織に照射し、皮膚を引き上げる治療法のこと。
超音波を点状に集中させて皮下組織や筋層に照射、照射した部分が凝固・固縮する力を利用し、たるみやシワの改善、リフトアップ効果をもたらすものです。
超音波を照射された皮下組織は、ダメージを修復しようとコラーゲンやエラスチンを生成、ハリ感・弾力アップする美肌効果も得られるといわれます。
ハイフの機器はなんと、もともとは前立腺がんの治療用に開発された機器を美容医療に転用したものなんだそうです。
似たような美容医療でサーマクールがありますが、サーマクールが引き締め(タイトニング)効果があるのに対してハイフは引き上げ(リフトアップ)効果があるといわれています。
一般的に顔にボリュームがある場合はサーマクール、顔が痩せていてもたるみが気になる場合はハイフが向いている、といわれています。
ハイフは肌のSMAS層(スマス層・表在性筋膜)と呼ばれる皮膚と皮膚を支える土台になる筋膜層にアプローチする治療法のことで、この部分のゆるみがしわやたるみの原因になるといわれています。
なので、SMAS層に届かないものは、ハイフとは呼べない、ということになりますね。上の表によれば、SMAS層に届くためには肌表面から4.5mmの位置に超音波がいき届かないといけない、ということがわかります。
SMAS層にアプローチして根本からしわやたるみを治療するには切開手術しかない時代もありましたが、ハイフの発達により、切らずにリフトアップが可能な時代になりました。
ハイフの種類
ハイフには医療用ハイフとエステ用ハイフがあり、それぞれ出力、リフトアップの持続期間が異なります。
医療用ハイフ
医師が常駐するクリニックで施されるものが医療用ハイフ。高出力で、施術後、個人差はあるものの半年~1年効果が持続する。
が、出力が高いため、かなりの痛みが伴うことが多い。
エステ用ハイフ
比較的出力が低いため、持続期間は1~2カ月程度、価格も安価な場合が多い。
医療用に比べると痛みは少ないことが多い。
ハイフ治療器 種類
ハイフ治療器はあまた存在します。調べてわかった範囲でご紹介すると…
ウルセラ
SMAS層にアプローチ可
生産国:アメリカ
カートリッジ:1.5mm、3.0mm、4.5mm
照射部位:顔、アゴ下、首
照射速度:ー
熱エネルギー温度:最大70℃以上
施術時の痛み:強い
費用:比較的高額
効果の持続:半年~1年
特徴:ハイフの最高峰治療ともいわれている、高出力、FDA(アメリカ食品医薬品局/日本の厚生労働省にあたる)が初めて「リフトアップ」の効果があると認めた医療機器。
スーパーハイフプロ
SMAS層にアプローチ可
生産国:ー
カートリッジ:1.5mm、3.0mm、4.5mm
照射部位:顔
照射速度:早い
熱エネルギー:ー
施術時の痛み:ー
費用:ー
効果の持続:ー
特徴:皮膚表面への刺激が少ない、高密度の照射が可能、3つの超音波を使い分ける、高密度の照射が可能、効果的にあてることが可能、ジュール数が0.05単位と、細かく調整することが可能。
ウルトラセルQ+
SMAS層にアプローチ可
生産国:韓国
カートリッジ:リニア/2.0mm、4.5mm
ドット/1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mm、などと豊富
照射部位:ー
照射速度:早い
熱エネルギー:最大65℃
施術時の痛み:少ない
費用:ー
効果の持続:半年~1年
特徴:複数のカートリッジを使用することにより狭い範囲・肌が薄い領域の照射が可能
ウルトラフォーマー3
別名ハイフシャワーとも呼ばれる
SMAS層にアプローチ可
生産国:韓国
カートリッジ:(顔)1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mm
(体)6.0mm、9.0mm、13.0mm
照射部位:顔、体
照射速度:ー
熱エネルギー:最大75℃
施術時の痛み:少ない
効果の持続:半年~1年
特徴:皮膚の浅い層を狙って照射、即効性を感じやすい、照射後のリスクが少なめ
カートリッジが豊富なため、体にも照射できる。
ダブロゴールド
SMAS層にアプローチ可
生産国:韓国
カートリッジ:1.5mm、3.0mm、4.5mm
照射部位:顔、体
照射速度:ー
熱エネルギー:最大65℃以上
施術時の痛み:少ない
効果の持続:半年
特徴:熱エネルギーの分散により、痛みが少ないといわれている。一方で効果の持続も弱い。
ソノクイーン
SMAS層にアプローチ可
生産国:韓国
カートリッジ:2.0mm、3.0mm、4.5mm
照射部位:主に目元
照射速度:ー
熱エネルギー:最大70℃
施術時の痛み:少ない
効果の持続:半年
特徴:別名アイシャドウハイフと呼ばれ、眉下や目の下など細かい部位に使用可、目元の引き締めにはほかの治療器にに比べて強い。細かい部位が得意なので口元にも向いている。
ほか、ユーティムスA3、ウルチェ、ウルチェリフトα、コントレックス、ベロハイフ、ウルトラハイフ、ミルフィーユリフト、エクストラスマートソニック、ハイフ・ハイ・ソニック、ウルトラリフト、ハイパーSリフト、サーマソニック、リフテラ、W-HIFU、…などなど、かなりたくさんの機種があるようです。
ハイフのメリット
ここでハイフ治療の効果をまとめてみましょう。
まず、ハイフのメリットとは、
・メスを使うことなくフェイスリフトができる
・フェイスラインをシャープに整えることができる
・肌のハリをだすことができる
・肌にツヤが生まれる
・脂肪を溶解し、引き締めることができる
・ダウンタイムが短い
・即効性が高い(個人差あり)
たるみに悩んでいるけど切開手術が怖い、金の糸リフトはダウンタイムが長くて困る、などが気になる人に向いていそうです。
ハイフのデメリット・ダウンタイム
ハイフのデメリットとしてまず挙げられるのは「痛みが伴う」ことでしょうか。
ハイフ体験者の口コミを調べると「全然痛くない」という声も多いのですが、正直私は痛かったです。
でも我慢できない痛みではなく、なんとなくやり過ごせてしまう程度の痛み。
女性ならば日常的に月経などの痛みに耐えているはずですから乗り越えられない人はあまりいないのでは、と思います。
個人的に心配になったのは、後々ダイエットのようにリバウンドしてたるみが余計にひどくなった、などの揺り戻しのようなものが気になりました。
これは経験者にも、施術を担当してくださった方にも聞いてみましたが、二人ともリバウンドはない、と断言していました。
ただネットで調べた限り、ハイフで「神経が傷ついてしまった」「やけどした」などの症例も無きにしもあらず。
不安であれば、やはり医師が常駐している医療ハイフの方が安心かもしれません。
ヒリヒリしたり、筋肉痛のような痛みが伴う、または赤みが出る、などのダウンタイムは一般的には数時間~約1日と言われています。
ひとによってはほぼ何も起こらなかった、ということもあるようですが、これは痛みの感じ方の個人差によるものと、出力の大小の差によるもの、と思われます。
ハイフのデメリットまとめ
・個人差があるが、痛みはある
・ダウンタイムは短いが、ある
・まれに事故も起こる、必ずしも安全ではない
ちなみに私が施術を行った「秒速小顔・自由が丘店」では、痛みを感じた時には出力を下げて照射してくれました。医療ハイフではこういった微調整をしてくれることがあまりないようです。
自由が丘でハイフが体験できるところ
さて、自由が丘でいざハイフ!ということで、どこで施術が受けられるかな~と調べると、以下のようなお店がGoogle mapから浮上してきました。
湘南美容クリニック、銀座よしえクリニック(都立大学)、TOKYO HIFU、JERRY Private salon、わたしのハイフ 自由が丘店、秒速小顔、privatesalon la croix. 自由が丘店、セルフエステエンリケ 自由が丘店、マハロハ、ルータス、ハイフ・ナノ・カレント、beauty styling、Lalafeel private、SLIM BY SB、自由が丘クリニック
こんなにたくさん選択肢があるわけですが…最終的に私が選んだのは、「秒速小顔」です。
今回私がハイフを施術してもらったのは、【秒速小顔】自由が丘店
なぜ秒速小顔を選んだかというと、会社の同僚がこちらに通っていたからです。
当初はいちばん料金が安いと思われた「湘南美容クリニック」にしようと思っていましたが、思い立ったらすぐに施術を受けたい!と思うたちの私、希望の日程でなかなか予約が取れない湘南美容クリニックに業を煮やしました。
今すぐたるみを取りたい!待ちきれない!1週間以内に予約が取れなきゃ、いや!ということで希望通り予約ができたのが秒速小顔。
ハイフの機械がどうの、料金が安い所がいいだの、いろいろ考えていましたが結局都合よく予約が取れるか否かがイチバンのポイントになりました。
正式名称は「最新12Dウルトラハイフ専門店 秒速小顔 自由が丘店」。
12Dウルトラハイフなんて、ハイフ治療器を調べる中で、登場してこなかったぞ~。
どうやら最新機器、ということらしいです。
この12Dウルトラハイフ、という器機は従来のハイフの機器の照射部分が1列なのに対して12列になっていて、1ショットで300ポイントを一度に照射できる、というのがスゴイらしいです。
一度に照射できるポイントが多い=時短、ということで、一般的にハイフにかかる施術時間のおよそ1/3で終了するそうです。
さらに秒速小顔の公式サイトによれば、医療ハイフと同等程度の出力、また、医療ハイフがショット数に制限があるのに対し無制限、さらに医療ハイフの対象部位が首から全顔までなのに対し首・全顔・二の腕・腹・ヒップ・太もも、と体も施術できるのだそうです。
価格はというと、初回限定で首・全顔の施術で9800円税込み。お試し価格キャンペーン中だったという事で、ラッキーでした!
ハイフ施術時間
今回施術をお願いしたのは全顔と首です。
施術時間はおよそ30分程度。前後にカウンセリングがあって、それを含めると1時間近くはお店に滞在していたように思います。
ハイフ施術中はどんな感覚?
事前の口コミを見ると「全然痛くない」という書き込みが多かったのですが、私は結構痛かったですねー。
痛みの感じ方にはかなり個人差があるようで、私はちょっと痛がったので出力を抑えめにしてくださり、70%程度の出力で施術してくださったとのこと。
首はまったく痛くなかったのですが、同僚は首が痛くて仕方がないらしいです。
どんな痛みかというと、照射中に感じる痛みはチクチクとした小さいハリでつつかれているような感覚、その後少し時間が経つと、照射された部位に鈍痛がじわじわとやってきます。
どんな鈍痛かというと…そうですね~、「思いっきり殴られた後ってこんな感じ??」というような鈍い痛みです。でも「綺麗になるためだったら乗り越えられる痛み」でしたよ。
ハイフ施術後の注意点
シミ取りなんかと違って施術後に注意するようなことはないだろう、と軽く考えていたらいろいろ注意点がありました。
・赤みや腫れの原因になるため施術当日の湯舟、飲酒、激しい運動は控える
・施術後1時間前後の食事は控える
・施術後1週間はエステのマシーントリートメント、自宅美容機器の使用を控える
・施術後7日間はピーリング系の化粧品使用を控える
・施術後1週間程度、赤みや腫れが出ることがあるため保湿を十分に行う
・脂肪細胞を排出するため施術後3日間程度お水を多めに飲む
などなど。
さらに、「日焼けは気にしなくてもいいですよね?」との私の問いに「赤みが出やすくなるからダメです」とのお言葉もいただきました。
施術後に、今後継続するか否か、継続ならばどのコースにするか、などのカウンセリングの時間があるんですけど、5回で158,200円、というコースを申し込んできました。
うう。ちょっと手痛い出費ではありますが、あの写真で見た自分の顔のたるみを思えば致し方なし!その分、また仕事やブログに精をだすぞ!
私のフェイスラインのたるみの場合、3回程度の施術で効果が現れてくる、とのお言葉。
信じて楽しく通ってみようと思います。
あれから約10日が経ち、いちばん気になるフェイスラインのたるみには、まだ変化は感じられないものの、お肌にツヤが生まれているのに気づきました。これが結構ピカーーーッという感じ!!テレビで見る女優やタレントのお肌がピカピカしているのはハイフのせいなのかしら??
さらに、連休明け、会社に出勤すると、「目が大きくなった?!」とのお言葉をいただきました!
次回の予約は1ヶ月後、続報をレポートしますね!
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