更年期症状を軽くおさえるために服用を始めたエクオール+ラクトビオン酸。
飲むからには最大限の効果を享受したいですよね。
エクオールについて学ばないと!
いろいろ調べる中で、エクオールにはグリコシド型とアグリコン型、と呼ばれるタイプの違いがあることを知りました。
そして効果の違いはあるのかというと…アグリコン型のエクオールでないと、十分な量の有効成分を腸から吸収できないのだそうです。え、なんで?!
私が服用しているエクオール+ラクトビオン酸はどちらのタイプ?
あわてて問い合わせたらアグリコン型でした。
ほっと一安心。
今回はエクオールのグリコシド型とアグリコン型の違いと、なぜアグリコン型でなければいけない必要があるのか??
調べたことをご紹介していきます。
エクオールの原料大豆イソフラボン グリコシド型とアグリコン型の違い
エクオールサプリメントの主な成分となっている大豆イソフラボンには「グリコシド型」と「アグリコン型」の2つのタイプがあります。
グリコシド型は大豆イソフラボンの有効成分が糖に包まれている状態。
分子量が大きく、そのままでは腸から吸収されにくいといわれています。
反対にアグリコン型は大豆イソフラボンから糖がはずれた状態で、この糖がはずれた状態でないと、大豆イソフラボンの有効成分が腸内で吸収されにくいとされています。
エクオールサプリを飲んでみよう!と決心した時は、正直こんなこと知りませんでしたよ。
サプリメントのサイトを読んでも、このグリコシドとアグリコンに触れているサイトはほぼなかったですから~。
そしてよく誤解されるのは、エクオールが大豆イソフラボンをもとにしている成分なら、大豆性食品を食べればいいのではないか?
と思われがちなこと。
実は大豆性食品として摂取しやすい豆腐や豆乳、納豆など、日常お手軽に食べられる大豆性食品は、大豆イソフラボンが糖に包まれたグリコシド型であり、腸内での有効成分の吸収率はたったの20%だといわれています。
エクオールが腸内で作れるタイプの人は、日本人女性の人口のおよそ2人に1人と言われているのは良く知られていますが、さらにアグリコン型の大豆イソフラボンでなければ、ほとんどエストロゲン同様の恩恵を受けられないわけです!
一方、大豆イソフラボンから糖がはずれたアグリコン型の食品には、大豆発酵食品の味噌があります。
ただ味噌にはご存知の通り、大量の塩分が含まれていますよね。
味噌だけで十分な量のアグリコン型大豆イソフラボンを摂取するのは困難なので、アグリコン型大豆イソフラボンを主原料とするエクオールサプリメントが有効なのです。
どうやら大豆イソフラボンを発酵させている、というのが鍵らしいのですが、だったら納豆もアグリコン型なのでは?と思いますよね。
残念ながら麹菌で発酵されるとアグリコン型になるのですが、納豆は納豆菌で発酵しているのでグリコシド型なんです!
ちなみに一日3杯の味噌汁が女性のからだのサポートにとっても有効である、ということがわかる国立がん研究センターによる「大豆イソフラボンと乳がんとの関係性」を報告したサイトを見つけたので参考までにご紹介しておきます。
国立がん研究センター
大豆・イソフラボン摂取と乳がん発生率との関係について
エクオール+ラクトビオン酸はアグリコン型
ということで、大豆イソフラボンの有効成分を最大限に受け取るには、アグリコン型大豆イソフラボンを原料にしたエクオールサプリメントである必要があるでしょう。
サプリメントなら有効成分の含有量もはっきりわかりますから、自分の体調をコントロールするにはサプリメントの手軽さに頼るのが、つらい更年期の症状を乗り切る近道です。
サプリメントの種類によっては、成分表にグリコシド型かアグリコン型か記載されているようですが、私が愛飲中のエクオール+ラクトビオン酸には記載がない。
ちょっと心配になってあわてて問い合わせましたが、アグリコン型と聞いて一安心。
お医者さんと共同開発しているサプリメントだから、そのあたりはクリアーしているはずですよね。
もし現在服用しているエクオールサプリがあれば、皆さんも是非どちらのタイプかを確かめてみてくださいね!
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